内容紹介
●有史以来3千年,人類はいかにしてインスリンを手に入れたのか?
●糖尿病から人類を救うことになった「バンティング・ベストの奇跡」はどのようにして生まれたのか?
●人々はどのように糖尿病に挑戦し道を切り拓いてきたのか?
●インスリン発見80年,糖尿病学史の泰斗がおくる畢生のインスリン物語!
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
二宮陸雄 にのみやりくお
1954年東京大学医学部卒業,同大学生物系大学院修了,医学博士.アメリカ糖尿病学会研究員,トロント大学ベスト研究所員,同大学教授職を経て,千代田区に内科診療所を開く.東京大学,筑波大学で西洋古典語を教える.
著書――『医学史探訪』(日経BP社),『糖尿病・肥満・高脂血症・腎臓病の人のための食事の基礎知識』(医歯薬出版),『糖尿病と戦う』(主婦の友社),『糖尿病と藥害』(日本経済新聞社),『糖尿病とつきあう』『心あたたまる医療を求めて』(以上,新星出版社),『職業としての医師』(三一書房),『ガレノス・霊魂の解剖学』『ガレノス・自然生命力』『種痘医北城諒斎――天然痘に挑む』『サンスクリット語の構文と語法』(以上,平河出版社),『桑田立斎先生』(同顕彰会)など多数
訳書――レンシャル,ヘテニー,フィーズビー『インシュリン物語』(岩波書店),ジョンソン『心臓外科の歴史』(中央公論社),ラッフェル『先進14カ国の医療システム』(監編訳,毎日新聞社),フリッチュラー『タバコの政治学』(編訳,頸草書房),『ウイルスの脅威』(岩波書店)
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二宮陸雄 著