学生のための精神医学 第2版
- 総頁数:264頁 / 2色
- 判型:B5判
- 発行年月:2006年3月
- ISBN978-4-263-23353-5
- 注文コード:233530
内容紹介
●主な改訂ポイント
● 2001年12月、国際障害分類ICIHDが国際生活機能分類ICFに改定されたこと。
●2003年4月から地域ケアに障害者ケアマネジメントの手法が導入され、また7万2千人の長期入院患者の退院を目標とする新障害者プランが施行されていること。
● 統合失調症やうつ病の病態研究が進歩する一方、発症論・予防治療においてはbio-psycho-socialな視点が基本とされていること。
● 統合失調症への偏見除去が大きな課題になっており、精神分裂病が統合失調症へ改称され、また、自殺者の増加などにより、うつ病対策が重視されていること。
● 薬物療法では、新規抗精神病薬やSSRIなどが主流となりつつあること。
●精神保健福祉業務の市町村移譲など,精神障害者を支える地域福祉サービスの枠組みも大きく変わってきている.また, 重大な罪を犯した精神障害者に対する法律が成立し、まもなく施行されること。
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
1970年 長崎大学医学部卒業
1981年 長崎大学講師(医学部精神神経科)
1983年 医学博士(長崎大学)
1986年 長崎大学医療技術短期大学部教授
2001年 長崎大学医学部保健学科教授
上野武治【うえのたけじ】
1968年 北海道大学医学部医学科卒業
1978年 医学博士(北海道大学)
1981年 北海道大学医学部附属病院講師
1981年 北海道大学医療技術短期大学部助教授
1989年 北海道大学医療技術短期大学部教授
2003年 北海道大学医学部保健学科教授