内容紹介
八ヶ岳の麓の赤字病院を地域の理解と共感を得て,わが国を代表する「癒しの病院」に立て直した鎌田医師の思索と行動の世界!地域医療のために奮闘してきた3人の先達「若月俊一・早川一光・増田 進」へのインタビューと,著者自身の地域医療との格闘・熱き思いがみずみずしい言葉となってほとばしる
目次
プロローグ● 同級生からの二六年ぶりの手紙
第一章 鎌田 實の思い
第二章 鎌田 實の仕事
第三章 諏訪中央病院の地域医療
第四章 地域医療のパイオニアをたずねて
第五章 二一世紀の〈命〉と〈医療〉のために
エピローグ● 同級生N君への手紙
参考文献
深い協働の意思にもとづいた地域づくり あとがきにかえて
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
鎌田 實
1948年 東京に生まれる
1974年 東京医科歯科大学医学部卒業
1974年 諏訪中央病院勤務
1989年 諏訪中央病院院長
1990年 長野県ボランティア活動推進委員会委員長
1991年 厚生省在宅医療支援システム主任研究員
1999年 平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞
現 在 諏訪中央病院院長,諏訪看護専門学校校長,東京医科歯科大学臨床助教授
編著書 『風よ吹け―在宅介護信州からのメッセージ』(銀河書房), 『医療がやさしいをとりもどすとき―地域と生きる諏訪中央病院の実践』(医歯薬出版),『ホスピス―最期の輝きのために』(オフィス・エム),『成熟した死の選択 インフォームドチョイス』(医歯薬出版),『がんばらない』(集英社)など
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鎌田實 著