内容紹介
アメリカにおける音声言語治療の臨床家(Speech-Language Pathologist)養成課程におけるテキストの翻訳版.臨床上頻繁に遭遇する代表的な音声障害である,声の濫用,神経原生の音声障害,心因性あるいは非器質性音声障害,喉頭がん,共鳴障害などについて,その原因,評価,治療について解説.
目次
序文
日本語版への序
訳者の序
第1章 発声の解剖と生理
第2章 音声障害の医学的側面
第3章 音声障害の評価・診断
第4章 声の濫用のマネジメント
第5章 神経原性の音声障害
第6章 心因性あるいは非器質性音声障害
第7章 無喉頭によるコミュニケーション
第8章 鼻腔共鳴障害と種々の音声障害
コラム欄について(原著の本文中で列挙されている情報を,以下のように分類して掲示した)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
濱村真理
1991年 大阪大学言語文化研究科博士前期課程修了
1994年 米国Health South Rehab. 病院,重度心身障害児施設等でインターン
1996年 Arizona State Univ. コミュニケーション障害学科修士課程修了 大阪大学言語文化研究科博士後期課程中退 Phoenix Central Rehab. 病院勤務
1998年 有馬温泉病院言語療法科勤務 M.A.,M.S.,CCC-SLP,言語聴覚士
溝尻源太郎
1975年 神戸大学医学部卒
1979年 神戸大学大学院医学研究科修了
1979年 神戸大学医学部附属病院耳鼻咽喉科助手
1981年 兵庫県立淡路病院耳鼻咽喉科主任医長
1984年 兵庫県立成人病センター耳鼻咽喉科主任医長
1990年 兵庫県西宮市にて開業
熊倉勇美
1969年 日本社会事業大学卒
1969年 伊豆韮山温泉病院言語室勤務
1975年 有馬温泉病院言語療法科長
1985年 兵庫医科大学医学博士
1994年 有馬温泉病院リハ部長兼任
1998年 川崎医療福祉大学教授