やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

第1章 生と死の境界線
 生物学的な死
 臓器の機能停止と細胞死
 生と死の境界線
 三徴候説
 心拍動の停止
 自発呼吸の停止
 脳の機能停止
 実際の死の判定法
 完全死説
 超生反応
 低酸素脳症
 臨死体験
 社会制度としての死
第2章 脳死
 歴史
 法律の整備
 脳死判定基準
 法律改正
 移植医療
 判定基準についての議論
 人の死としての脳死
第3章 死亡診断
 死亡診断書
 3段階で行われる死亡診断
 異状の有無の判断
 異状とは
 異状死の大半は内因死
 外表異状説
 医療事故
 英国での届け出
 シップマン事件
 変死
 死亡診断書の交付
 死因の種類
 難しい死因の種類の判断
 死亡後の流れ
 検案
 法医解剖
 時津風部屋力士死亡事件
 米国における制度の拡充
第4章 看取りの場での工夫
 看取りの場の変遷
 24時間規定
 英国における工夫
 遠隔での死亡診断
第5章 死因究明の実践
 突然死
 入浴中の急死
 乳幼児の急死
 児童虐待
 司法解剖と法廷での証言
 法廷における証言
 孤立死
 死体遺棄
 交通死亡事故と賠償
 自殺
 身元不明
 DNA型判定
 大規模災害と検案活動
 東日本大震災

 索引