エッセンシャルシリーズ
エッセンシャル 病理学 5版
- 総頁数:658頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2000年7月
- ISBN978-4-263-20136-7
- 注文コード:201360
内容紹介
医療系の学生にとって必要な病理学の厖大な量の知識を簡潔明解にまとめた書.疾患の重要さ,頻度などを考慮して項目や内容を厳選し,2色刷で重要度を強調.最新情報にもとづき全面的に見直した改訂第5版.
目次
第2章 細胞と組織 名倉 宏
第3章 代謝障害(退行性病変) 高橋 潔
I.物質代謝異常
II.退行性病変
第4章 循環障害 笠島 武 増田昭博
第5章 炎症・免疫・アレルギー・感染症 名倉 宏(I) 宮澤正顕(II,III)
I.炎症
II.免疫とアレルギー
III.感染症
第6章 腫瘍 鈴木利光(I,II),佐々木功典(III) 立野紘雄(IV)
I.腫瘍とは
II.腫瘍細胞
III.腫瘍の発生
IV.腫瘍組織
第7章 小児病理 武山淳二 笹野公伸
第8章 老化の病理 八木橋操六
第9章 循環器 上田真喜子
I.病態生理
II.心臓
III.心膜
IV.血管,リンパ管
第10章 造血器 張ヶ谷健一(I,II) 内藤 眞(III,IV,V)
I.造血幹細胞の発生・増殖と分化
II.骨髄
III.リンパ節
IV.脾臓
V.胸腺
第11章 呼吸器 澤井高志
I.上気道
II.肺・気道
III.胸膜
IV.縦隔
第12章 消化器 味岡洋一・渡辺英伸(I,II,III,IV,V,VI)中沼安二・常山幸一(VII,VIII),八木橋操六(IX,X)
I.口腔と歯牙
II.唾液腺
III.食道
IV.胃
V.腸管
VI.肛門管・肛門
VII.肝臓の病理
VIII.胆嚢と胆道の病理
IX.膵臓
X.腹膜
第13章 腎・尿路系 重松秀一
I.腎臓
II.下部尿路(腎盂,尿管,膀胱)
第14章 生殖器と乳腺 木村伯子(I,III) 岡村明治(II)
I.男性生殖器
II.女性生殖器
III.乳腺
第15章 神経系 吉田泰二
I.神経病理学とは
II.中枢神経系
III.末梢神経疾患
IV.発生異常
第16章 内分泌 増田高行
I.内分泌とは
II.視床下部
III.下垂体前葉
IV.下垂体後葉
V.甲状腺
VI.副甲状腺(傍甲状腺,上皮小体)
VII.副腎皮質
VIII.副腎髄質
IX.膵ランゲルハンス島
X.その他
第17章 運動器,皮膚 増田友之
I.骨格筋
II.骨
III.関節
IV.脊柱
V.軟部腫瘍(軟部組織腫瘍)
VI.皮膚
第18章 剖検・標本作製・人体正常臓器重量 大西義久(I,II) 福田剛明(I-2-7)
I.剖検と標本作製
II.人体正常臓器重量
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
澤井高志(さわいたかし)
1948年 山形県に生まれる
1973年 東北大学医学部卒業
1990年 東北大学医学部附属病院病理部助教授
1997年 岩手医科大学医学部病理学教授
現在に至る
内藤 眞(ないとうまこと)
1947年 福島県に生まれる
1972年 福島県立医科大学卒業
1988年 熊本大学医学部病理学助教授
1992年 新潟大学医学部病理学教授
現在に至る
名倉 宏(なぐらひろし)
1938年 愛知県に生まれる
1965年 名古屋大学医学部卒業
1983年 名古屋大学医学部附属病態制御研究施設助教授
1989年 東北大学医学部病理学教授(東北大学大学院医学系研究科医科学専攻に改組)
現在に至る
八木橋操六(やぎはしそうろく)
1948年 千葉県に生まれる
1973年 弘前大学医学部卒業
1985年 弘前大学医学部病理学講師
1993年 弘前大学医学部病理学教授
現在に至る