医学のあゆみ
297巻4号
デザイナー細胞の実用化と未来
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2026年4月
- 注文コード:929704
- 雑誌コード:20474-4/25
内容紹介
・細胞を設計し,狙った環境でのみ機能させる“デザイナー細胞”は,疾患微小環境を読み取り,必要なときに必要な作用だけを出す“条件付き治療”が可能となることから,個別化医療への応用が期待されている.
・社会実装の実現のためには,標的特異性,オフターゲット,免疫学的リスク,長期安全性,品質管理,スケールアップ,規制・倫理という実装上の課題を解決し,臨床で使用できるようにしていかなければならない.
・本特集では,細胞デザインを可能にする基盤技術から,臓器,免疫,in vivo 治療へ展開する応用まで,実用化に向けて行われている研究をそれぞれの分野のエキスパートたちが解説する.
目次
はじめに(金子 新)
miRNA回路を活用した細胞デザイン(阿部一樹・他)
ヒト人工染色体が拓く高機能な次世代型デザイン細胞の創出(小林大晃・他)
細胞デザインを可能にする多様なゲノム編集ツール(三鴨晃矢・他)
生体内遺伝子改変を可能とする送達技術の展望(井上雄翔・堀田秋津)
がん免疫治療用T細胞をデザインする(籠谷勇紀)
AAVベクターによるin vivo治療デザイン(大森 司)
ユニバーサルiPS細胞をデザインする(王 博・金子 新)
TOPICS
臨床検査医学 微生物検査の技術革新による医療への貢献(飯沼由嗣)
社会医学 野口英世アフリカ賞を通じた医学研究・医療活動への貢献(國井 修)
連載
医療における生成AIとDX(15)(最終回)
医師とAIがともに働く日常へ─「拡張」としてのAI(五十嵐北斗)
医療にいかす行動経済学(12)
医師の働き方改革への行動経済学の応用(堀 謙輔)
FORUM
人間社会の未来─専門家が予見する人類の行方(19) パレスチナ・ガザ地区で起こっている医療・生活・環境破壊の実態─戦場ガザでの医療者の立ち位置と私たちの関わり(猫塚義夫)
病院建築への誘い─医療者と病院建築のかかわりを考える 特別編―マドリードにおける病院建築の転用(亀谷佳保里)
書評『早発卵巣不全 病因論と治療の最前線』(緒方 勤)
次号の特集予告
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