医学のあゆみ
296巻8号
制御性T細胞の多面的役割と臨床応用 ─免疫寛容からがん治療まで
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2026年2月
- 注文コード:929608
- 雑誌コード:20473-2/21
内容紹介
・制御性T細胞(Treg)とそのマスター転写因子であるFoxp3の発見から,Treg研究は1つの分野として急速に発展した.
・Foxp3を足がかりにTreg特異的な遺伝子改変やTregの選択的除去が可能となり,生理機能と分化・機能の分子基盤の解明が飛躍的に進み,自己免疫疾患,炎症性腸疾患,アレルギー,がん,移植片拒絶などの治療応用が期待され,世界的に研究が進められている.
・本特集では,Tregの基礎研究を軸に,その多面的機能と臨床応用の現状,今後の研究展望などを概観する.
目次
はじめに(堀 昌平)
ヒト制御性T細胞におけるFOXP3発現制御(市山健司)
マスター転写因子Foxp3による制御性T細胞分化と機能の制御(村上龍一・堀 昌平)
皮膚の制御性T細胞(山崎小百合・森田明理)
中枢神経系の制御性T細胞の役割(伊藤美菜子)
腫瘍免疫におけるTh1型制御性T細胞の役割(山本雅裕)
腫瘍における制御性T細胞分化と機能維持(加藤琢磨)
移植免疫と制御性T細胞(余郷享子・内田浩一郎)
腸管における制御性T細胞ニッチの制御(三上洋平)
TOPICS
神経精神医学 オーバードーズ:救急医療から精神科医療へつなぐアプローチ(八田耕太郎)
放射線医学 緩和的放射線治療(村松博之)
連載
医師の働き方改革─取り組みの現状と課題(16)
特定機能病院における研究・卒前卒後教育・臨床の課題─医師の働き方改革の実装段階で考えるべきこと(平畑昌宏・河野博隆)
医療における生成AIとDX(8)
在宅医療におけるAI活用の実際と展望(内田直樹)
医療にいかす行動経済学(5)
医療と行動経済学を行き来する人材の育成(佐々木周作)
FORUM
人間社会の未来─専門家が予見する人類の行方(12) トランプ政権の健康革命MAHA(Make America Healthy Again)(門司和彦)
次号の特集予告
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