デジタルの時代にこそ必要な「総義歯哲学」を学ぶために
内容紹介
・昨今,歯科用CAD/CAMシステムによる義歯が注目されていますが,その製作基準はアナログ的手技の時代と何ら変わりありません.製作技術が変わっても,本当に大切にすべき「哲学」を,臨床技工歴50年の大家が解説します.
・下顎位,咬合への理解から患者からの情報収集,印象採得の流れ,人工歯排列など,総義歯臨床を進めていくうえで大切な事項がすべて記載されています.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
1976年 大分県歯科技術専門学校卒業
納富哲夫先生に師事(霞が関歯科ポストグラジュエートセンター 勤務)
森 克栄先生に師事(戸井歯科診療所,安部歯科医院 勤務)
1980年 東海歯科医療専門学校 非常勤講師
1983年 南カルフォルニア大学歯学部補綴学教室,Alex Koper教授デンチャーコース受講
1985年 佐藤補綴研究室開設(名古屋市開業)
1985年 公益社団法人日本歯科技工士会 生涯研修認定講師
1988年 イエテボリ大学・ブローネマルクインプラント研修コース受講
1990年 名古屋市立大学医学部第一解剖学講座 研究員(~2006年)
1996年 愛知医科大学病院歯科口腔外科 非常勤歯科技工士(~2019年)
2002年 Ivoclar Vivadent社(現・Ivoclar社) BPS公認国際インストラクター
2003年 明倫短期大学専攻科 臨床教授(~2020年)
2009年 名古屋歯科医療専門学校 非常勤講師
台北医学大学口腔医学院 臨床教授(~2010年)
2010年 大阪大学歯学部附属病院 歯科技工スーパーバイザー(招聘教員)(~2017年)
2017年 神奈川歯科大学口腔総合医療学講座顎咬合機能回復補綴医学分野 特任講師(~2023年)
2023年 愛知学院大学歯科技工専門学校 非常勤講師
所属学会
一般社団法人 日本歯科技工学会(監事,歯冠修復補綴装置専門歯科技工士)
特定非営利活動法人 日本顎咬合学会(技工部会顧問,指導歯科技工士)
著書
『効率的な総義歯製作の技法』(共著・1998年 第一歯科出版)
『初心者のための総義歯製作法』(共著・1999年 クインテッセンス出版)
『4-STEPで完成 下顎吸着義歯とBPSパーフェクトマニュアル』(共著・2011年 クインテッセンス出版)
『技工に強くなる本(上・下)』(共著・2012年 クインテッセンス出版)
『歯科技工別冊/超高齢社会を見据えたパーシャルデンチャーの製作』(編著・2016年 医歯薬出版)
『スキルアップをめざす! エビデンスに基づく総義歯製作』(著・2018年 医歯薬出版)
『歯科技工別冊/生体情報から考える補綴装置の咬合コンセプト』(編著・2019年 医歯薬出版)
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佐藤幸司 著