医学のあゆみ
288巻2号
リキッドバイオプシーを用いたがん診療の未来図 ─早期発見から個別化治療まで
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2024年1月
- 注文コード:928802
- 雑誌コード:20472-1/13
内容紹介
・リキッドバイオプシーはがん領域において今や単なる研究の1ツールではなく,診断や治療に欠かすことのできない重要な検査となりつつある.
・進行がんのがんゲノムプロファイリングのみならず,切除可能ながんの再発リスクを予測する微小残存病変(MRD)検出や,がん検診におけるがん早期発見といった活用の可能性も世界中で期待されている.
・本特集では,がんゲノム医療およびリキッドバイオプシーに精通した各臓器スペシャリストを迎えて,各がん種におけるリキッドバイオプシーの現状と未来展望を解説いただく.
目次
はじめに(中村能章)
消化器がん治療におけるctDNAの現状と展望(武田弘幸・砂川 優)
肺がんにおけるリキッドバイオプシーの現在と未来(関川元基・釼持広知)
乳がんリキッドバイオプシーの現在と未来(服部正也)
泌尿器がんリキッドバイオプシーの現状と未来(赤松秀輔)
婦人科がんリキッドバイオプシーの現在と未来(千代田達幸・山上 亘)
頭頸部がん領域におけるリキッドバイオプシーの現在と将来の展望(生駒龍興・朴 将源)
リキッドバイオプシー(MRD)によるOnco-surgeryの到来(沖 英次)
リキッドバイオプシーによるがん検診の未来図(今井光穂)
特報
第60回(2023年度)ベルツ賞受賞論文1等賞 肺線維症に対する抗線維化薬開発:がんと線維化肺の接点を捉えたトランスレーショナルリサーチ(西岡安彦)
第60回(2023年度)ベルツ賞受賞論文2等賞 間質性肺疾患の病態解明を目指した臨床・基礎研究(平井豊博・半田知宏・後藤慎平)
次号の特集予告
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