やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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医学のあゆみ
227巻5号
最新免疫研究Update −免疫システム研究から免疫疾患の病態制御・治療へ
11月第1土曜特集

発行時参考価格 2,000円
  • 総頁数:138頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2008年11月
  • 注文コード:922705
  • 雑誌コード:20471-11/1

目次

 はじめに 中山俊憲・湊 長博

自己応答性の制御と自己免疫疾患治療
 制御性T細胞の機能調節と治療への応用−基礎研究の成果と今後の展望 小野昌弘
 Foxp3+Tregによる自己免疫制御 堀 昌平
 セマフォリンと多発性硬化症 熊ノ郷 淳
 関節リウマチの疾患関連遺伝子 山本一彦

粘膜免疫制御
 粘膜免疫制御による免疫疾患治療−アレルギーからワクチンまで 岡田和也・清野 宏
 腸管粘膜におけるTH17細胞の分化誘導機構 新 幸二・竹田 潔
 腸管粘膜樹状細胞によるIgAクラススイッチ制御−腸内常在菌の役割 手塚裕之・他

がん
 癌の免疫監視−白血病自然発症モデルの研究から 湊 長博
 免疫系ヒト化マウスモデルを用いた白血病幹細胞研究 石川文彦
 抗体カクテル療法によるがん治療 竹田和由

アレルギー制御
 メモリーTh2細胞を標的としたアレルギー性気道炎症の制御−メモリーTh2細胞とアレルギー性炎症 山下政克・中山俊憲
 慢性アレルギー炎症ならびにアナフィラキシーにおける好塩基球のあらたな役割 烏山 一
 IL-18で誘導されるユニークなアレルギー性炎症−実験的気管支喘息とアトピー性皮膚炎 中西憲司
 CD4陽性T細胞におけるIL-21産生制御機構 須藤 明・中島裕史
 サイトカインシグナルによるヘルパーT細胞の分化制御−Th17とiTregを中心に 吉村昭彦・杉山由紀

感染症
 DNAワクチンのあらたな免疫学的作用機序 青枝大貴・他
 ペア型レセプターPILRαと単純ヘルペスウイルス感染 佐藤毅史・荒瀬 尚
 樹状細胞における核酸系免疫アジュバント認識機構とその病理的意義 矢野貴公・改正恒康

免疫研究の新戦略
 人工リンパ節の構築と応用−あらたな免疫賦活・制御装置の開発に向けて 渡邊 武
 ES細胞およびiPS細胞を用いた免疫療法−ES細胞およびiPS細胞由来の樹状細胞およびマクロファージによる新規医療技術 千住 覚

■サイドメモ目次
 多発性硬化症(MS),セマフォリンファミリー,ヘルパーT(Th)細胞,実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE),B1B細胞とγδT細胞,Common mucosal immune system,ケモカインと組織特異性,制御性T細胞(regulatory T cell:Treg),嗅粘膜と中枢神経,舌下ワクチンと舌下減感作療法,粘膜関連リンパ組織(MALT),B細胞サブセット,誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS),TRAIL,クロマチンリモデリング,ポリコーム群遺伝子,サイトカインのシグナル伝達,Th1/Th2,自然免疫受容体,クロスプレゼンテーション,全身性エリテマトーデス(SLE),TAPとβ2ミクログロブリン

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