医学のあゆみ 219巻1号　癌抗体療法　10月第1土曜特集/医歯薬出版株式会社

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医学のあゆみ
219巻1号
癌抗体療法
10月第1土曜特集

発行時参考価格 2,000円

総頁数：100頁
判型：B5判
発行年月：2006年10月
注文コード：921901
雑誌コード：20471-10/7

　はじめに　畠　清彦

Overview
　血管新生を標的とする抗体療法　畠　清彦

Bevacizumab
　転移性大腸癌に対する抗体療法－Bevacizumabを中心に　瀧内比呂也
　Bevacizumabを用いた乳癌の治療　徳留なほみ・他
　肺癌に対する抗体療法　後藤功一
　Bevacizumab使用について外科医のおさえるべき点－Bevacizumab療法における有害事象と外科的処置　植竹宏之・杉原健一

Cetuximab
　Cetuximabを用いた大腸癌に対する抗体療法　高張大亮・島田安博
　Cetuximabを用いた頭頸部腫瘍に対する抗体療法－頭頸部癌治療における分子標的薬からの新しいアプローチ　藤井博文

血液腫瘍領域
　Gemtuzumab ozogamicin(Mylotarg®)を用いた急性骨髄性白血病の治療　薄井紀子
　抗CCR4抗体－ベンチからベッドサイドへ　石田高司・上田龍三
　Diffuse large B-cell lymphoma(DLBCL)に対するR-CHOP療法　横山雅大
　放射性同位元素を用いたCD20抗体療法－Radioimmunotherapy（RIT）　渡辺　隆
　Calicheamicin抱合，ヒト化抗CD22モノクローナル抗体（inotuzumab ozogamicin）　小椋美知則
　抗体療法の耐性機序－抗CD20抗体リツキサン耐性克服の試み　照井康仁・畠　清彦

Trastuzumab
　Trastuzumabを用いたHER2陽性胃癌に対する抗体療法　土井俊彦
　乳癌に対するtrastuzumab治療－術後補助療法を中心に　坂東裕子・戸井雅和

あらたな抗体療法とその課題
　骨転移に対する抗体療法－RANKL抗体(denosumab)　高橋俊二
　抗体療法との併用効果が期待される低分子化合物　田村研治
　がん薬物療法専門医が知るべき抗体医薬の有害事象　三嶋裕子

その他TOPICS
　診断群分類からみた抗体医薬の使用－リツキシマブ包括評価の変遷　木村文彦
　学生・研修医など，臨床腫瘍専門医をめざす医師にとっての抗体医薬の基礎知識　山崎知子

■サイドメモ目次
　転移巣切除（metastasectomy）
　上皮細胞増殖因子受容体（EGFR）
　急性前骨髄球性白血病(APL)に対するGO療法
　ヨード131（¹³¹I）とイトリウム90（⁹⁰Y）
　抗PTHrP抗体
　EGFRやVEGFRの種類と下流のカスケード

　次号の特集予告