臨床工学講座
臨床医学総論
- 総頁数:356頁 / 2色
- 判型:B5判
- 発行年月:2012年3月
- ISBN978-4-263-73412-4
- 注文コード:734120
内容紹介
●臨床工学技士の養成は1987年から始まったが,現在まで系統立った教科書は発行されておらず,科目によって他領域の教科書や単行本を使い分けているケースが多かった.2006年第20回国家試験から国試出題基準が大きく改訂されたことを受け,日本臨床工学技士教育施設協議会では2007年度から「教科書検討委員会」を設けて教科書作成事業にとりかかった.
●検討委員会等では,他の医療系教育課程で用いられている教科書を参考にしつつ,今後の臨床工学技士育成に必要な事項を網羅し,かつ教育レベルの向上に資することを目的とした教科書をめざした.その結果,『臨床工学講座』として,全国の教育施設で学ぶ学生たちのために,共通して使用できる標準教科書シリーズを発刊することとなった.
●本シリーズは国試対策用テキストにとどまることなく,臨床工学技士が本来身につけておくべき事項についてふれるとともに,ゆとり教育世代の高校卒業者にも理解できるような導入と内容の展開を心がけた.また随所に“Tips”などを挿入して,より理解しやすいような構成にした.
●本書『臨床医学総論』では,2つに大きく総論・各論として構成され,内科学,外科学などをはじめ臨床工学技士が現場にて接する疾患について幅広く収載し,解説した.
目次
第1章 内科学総論
第2章 外科学総論
各論
第3章 呼吸器病学
第4章 循環器病学
第5章 内分泌・代謝疾患
第6章 腎臓病学
第7章 泌尿器病学
第8章 消化器病学
第9章 神経病学
第10章 血液病学
第11章 麻酔・集中治療医学
臨床工学技士が知っておきたい各種疾患
第12章 免疫疾患総論
第13章 外傷学総論
第14章 精神医学・心身医学総論
第15章 眼科疾患
第16章 皮膚科・形成外科疾患
第17章 女性疾患