日々の「現場」が圧倒的に面白くなる!
“家庭医そんそん”による〈対話〉哲学講義.
内容紹介
●ソクラテス,ブーバー,レヴィナスらによる対話をめぐる哲学を手がかりに,
〈対話〉をはじめるための基本と原則(大事にすること)をやさしく解説.
●医療・福祉・ケアの現場で活躍する対人支援職のための,
臨床場面や地域において〈対話〉を実践したセッションを収載.
・さまざまな訴えのある患者とのダイアローグ
・慢性的な痛みと不安を抱える患者とのダイアローグ
・アドバンス・ケア・プランニングに関するダイアローグ
・多職種カンファレンスでのダイアローグ
・近しい人の死による悲嘆をめぐるダイアローグ
・障害をもつ男性の困りごとをめぐるダイアローグ
・介護をテーマにしたダイアローグ
●不確実性の耐性,エンパシー,リフレクティング,健康生成論……
対話実践を深めるため健康・医療と対話をめぐるキーワードをコラムで解説した.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
鳥取大学医学部地域医療学講座 准教授
日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
日本専門医機構認定 総合診療専門医
1976年佐賀県生まれ.東京大学医学部卒業.同大学院医学系研究科博士課程修了.東京大学大学院講師,鳥取大学医学部講師などを経て現職.2010年より地域における対話活動を実践.市民・患者と医療者の対話「みんくるカフェ」,オープンダイアローグを応用した市民の心配ごとをめぐる対話「まちけんダイアローグ」などを主宰.2017年オープンダイアローグ発祥の地であるフィンランド・ケロプダス病院での研修に参加.現在は鳥取にて地域医療とウェルビーイングに関する活動を続けている.著書に『対話する医療:人間全体を診て癒すために』(さくら舎),共著に『臨床と宗教:死に臨む患者へのスピリチュアルケア』(南山堂),『医療とケアの現象学:当事者の経験に迫る質的研究アプローチ』(ナカニシヤ出版)などがある.
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