●医療全般にわたる現代の状況を理解できる一冊！
内容紹介
●現代の医療の拡がりは医療従事者のニーズを増加させ，医療そのものも従来の医師主導型・医師中心の医療から，異なる領域の医療専門職が協力して行うチーム医療へと姿を変えつつある．チーム医療では，各医療職は専門的知識・技術を要求されることはもちろん，個々の患者がどのような医療を受けるべきかを自立的に判断し，行動することが求められる．
●自立して判断し，行動する医療職は，みずからの専門領域の知識と技術に加えて，医療全般の現状，医学の進歩と問題点，さらに人の生き方に関するリベラルアーツを学ぶことが求められる．そのような意味から，本書は医師，看護師をはじめ，医療の専門職になろうと学ぶ人々に対して，医療全般にわたる現代の状況を理解できるように項目と構成を定め，本質的に重要な内容に焦点を絞った．
●全体は18の章から成り立っている．各章は基本的に表題の事項の要点を，歴史的経過，法的根拠，内容，現状と問題点を中心に述べられている．記述内容には異なる章で重複して述べられているものもあるが，これは各章を独立して学べるようにした結果である．また本書の内容は専門教育で取り上げられるものも多いが，本書の記述はあくまでも概論として，エッセンスを述べたものである．
●医療全体の歴史的な流れ，現状と問題点，そして将来への展望を学び，将来どのような医療職になりたいかを考える手助けにしてほしい，それが著者の願いである．
目次
1章 医学の歴史
2章 病気とその治療，予防
3章 患者の診察と検査
4章 社会保障と医療保険
5章 日本の医療の現状と国民の意識
6章 わが国の医療の問題点と対策
7章 生活習慣病，健康日本/と特定健診
8章 産業保健と勤労者医療
9章 心身の発達，学校保健と障害児教育
10章 高齢者医療，健康長寿と介護保険
11章 リハビリテーション
12章 医療職の役割とチーム医療
13章 医療安全
14章 災害医療
15章 医の倫理，患者の権利
16章 国際医療協力
17章 医学研究と臨床への応用
18章 医療と法律
2章 病気とその治療，予防
3章 患者の診察と検査
4章 社会保障と医療保険
5章 日本の医療の現状と国民の意識
6章 わが国の医療の問題点と対策
7章 生活習慣病，健康日本/と特定健診
8章 産業保健と勤労者医療
9章 心身の発達，学校保健と障害児教育
10章 高齢者医療，健康長寿と介護保険
11章 リハビリテーション
12章 医療職の役割とチーム医療
13章 医療安全
14章 災害医療
15章 医の倫理，患者の権利
16章 国際医療協力
17章 医学研究と臨床への応用
18章 医療と法律
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです．現在とは異なる場合があります．
【著者略歴】
柳澤信夫【やなぎさわのぶお】
職歴
1960年 東京大学医学部卒業
1969年 ハーバード大学医学部留学
1980年 信州大学医学部内科学教授
1993年 信州大学医学部附属病院長
1996年 信州大学医学部長（現 信州大学名誉教授）
1997年 国立療養所中部病院・長寿医療研究センター院長（現 名誉院長）
2001年 労働福祉事業団関東労災病院院長（現 名誉院長）
2008年 東京工科大学教授・片柳研究所長
2010年 東京工科大学医療保健学部長
現在に至る
公的委員歴
日本学術会議会員第17期
医学教育振興財団理事
文部省学術審議会専門委員
厚生省，厚生労働省
医師試験委員，厚生科学審議会専門委員
公衆衛生審議会委員，医療技術参与
東京地方裁判所民事調停委員
柳澤信夫【やなぎさわのぶお】
職歴
1960年 東京大学医学部卒業
1969年 ハーバード大学医学部留学
1980年 信州大学医学部内科学教授
1993年 信州大学医学部附属病院長
1996年 信州大学医学部長（現 信州大学名誉教授）
1997年 国立療養所中部病院・長寿医療研究センター院長（現 名誉院長）
2001年 労働福祉事業団関東労災病院院長（現 名誉院長）
2008年 東京工科大学教授・片柳研究所長
2010年 東京工科大学医療保健学部長
現在に至る
公的委員歴
日本学術会議会員第17期
医学教育振興財団理事
文部省学術審議会専門委員
厚生省，厚生労働省
医師試験委員，厚生科学審議会専門委員
公衆衛生審議会委員，医療技術参与
東京地方裁判所民事調停委員
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