内容紹介
生命と栄養を中心に捉え,人間の側から生体栄養学的に,さらに社会・経済面などさまざまな環境条件が及ぼす影響をも考察し,実践への橋渡しとなる動的栄養学の考え方をとり入れた定評あるテキスト.栄養士・管理栄養士の今後の業務変化を踏まえ,内容の見直しをはかった.
目次
II章 公衆栄養の方法…31
III章 国民の健康・栄養・生活の推移と現状…63
IV章 公衆栄養活動の指針…113
V章 公衆栄養活動…186
VI章 諸外国における公衆栄養活動…232
VII章 公衆栄養活動の課題と展望…250
(付)栄養関係法規…254
付表
1 各国の栄養所要量…265
2 健康づくりのための運動所要量について…267
3 レジャー活動のエネルギー消費量とMETS(スポーツ,運動,ゲーム,ダンス)…270
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
鈴木 健
1953年 北海道大学理学部化学科卒業
1958年 国立公衆衛生院栄養生化学部,理学博士
1969年 国立公衆衛生院栄養生化学部生化学室長
1986年 国立公衆衛生院附属図書館長(兼)栄養生化学部生化学室長
1990〜96年 共立女子大学家政学部教授
1994〜96年 共立女子大学大学院後期過程教授併任
佃 篤彦
1960年 鹿児島大学医学部医学科卒業
1969年 医学博士
1971年 厚生省栄養課長補佐
1976年 鳥取県衛生環境部長
1979年 厚生省医療システム開発調査室長
1982年 福岡県衛生部長,労働省労働衛生課長
現 在 (財)救急振興財団救急救命東京研修所長
梶本雅俊
1969年 徳島大学医学部栄養学科卒業
同 年 徳島大学医学部衛生学教室助手
1979年 保健学博士
現 在 国立公衆衛生院栄養生化学部公衆栄養室長
藤沢良知
1953年 中央大学経済学部卒業 千葉県銚子保健所勤務
1957年 厚生省栄養課・母子衛生課技官
1972年 厚生省栄養課栄養専門官
現 在 実践女子大学名誉教授,(社)日本栄養士会名誉会長
足立己幸
1958年 東北大学農学部卒業
1962年 東京都衛生局技師
1983年 保健学博士
現 在 女子栄養大学教授(食生態学研究室)