歯科薬理学テキストの決定版!
2色刷となり,より見やすく,わかりやすい!
内容紹介
●1979年の初版以来,歯科薬理学の定本としての評価を確立している名著,このたび6年ぶりに全面改訂.
●近年の薬理学,歯科薬理学領域におけるめざましい発展に対応するとともに,この分野の新しい知見や臨床での薬物応用に関する最新情報を網羅.
●巻末には,本文中表記のおもな掲載薬物名と日本医薬品一般名称データベースならびに平成23年版第十六改正日本薬局方にある局方名との対応表を付した.
●旧版のボリュームをより絞り込み大幅にスリム化しつつ,重要な部分には詳細で平易な解説を付し,より勉学しやすい構成とした.
●最新国試出題基準,モデルコアカリキュラムなどに対応.
目次
1章 民間療法から歯科薬理学まで(加藤有三)
2章 薬理作用(大谷啓一)
3章 用量と薬理作用(山田庄司)
4章 薬理作用の機序
5章 生体内生理活性物質・情報伝達
6章 薬物動態(山田庄司)
7章 薬物の効果に影響する諸因子(篠田 壽)
8章 薬物の連用(大谷啓一)
9章 薬物の副作用・有害作用・相互作用(藤井 彰)
10章 医薬品適用上の注意(大谷啓一)
11章 薬物と医薬品(土屋文人,原澤秀樹)
12章 ゲノム薬理(青木和広)
薬理学各論
13章 末梢神経系に作用する薬物(戸苅彰史)
14章 中枢神経系に作用する薬物
15章 循環系に作用する薬物(木村智彦)
16章 血液および造血臓器に作用する薬物(岡元邦彰)
17章 腎臓に作用する薬物(山田庄司)
18章 呼吸器系に作用する薬物(大谷啓一)
19章 消化器系に作用する薬物(山ア 純)
20章 ホルモンおよびホルモン拮抗薬・代謝性疾患治療薬
21章 ビタミン(鈴木邦明)
歯科薬理学各論
22章 局所麻酔薬(鈴木邦明)
23章 救急用薬物(鮎瀬卓郎)
24章 抗炎症薬,解熱鎮痛薬,抗ヒスタミン薬
25章 抗感染症薬
26章 免疫機能に影響する薬物(加藤裕久)
27章 抗腫瘍薬(柏俣正典)
28章 口腔粘膜疾患に用いられる薬物(天笠光雄)
29章 硬組織(歯・骨)に作用する薬物(篠田 壽)
30章 唾液腺に作用する薬物(東城庸介)
31章 腐蝕薬および収斂薬(田村幸彦,大谷啓一)
32章 重金属拮抗薬(田村幸彦,大谷啓一)
33章 消毒に用いられる薬物
34章 歯内療法に用いられる薬物(須田英明)
35章 歯周治療に用いられる薬物(浦口良治)
36章 齲蝕予防薬(篠田 壽)
37章 歯科における再生治療と薬物
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
加藤有三【かとうゆうぞう】
1966年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1970年 東京医科歯科大学大学院修了
1973年 東京医科歯科大学歯学部助教授
1982年 長崎大学歯学部教授
2001年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授
2006年 長崎大学名誉教授
篠田 壽【しのだひさし】
1967年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1989年 東北大学歯学部教授
2000年 東北大学大学院歯学研究科教授(〜2010年)
2006年 東北大学名誉教授
大谷啓一【おおやけいいち】
1975年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1979年 東京医科歯科大学大学院修了
1994年 東京医科歯科大学歯学部教授
2000年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授
鈴木邦明【すずきくにあき】
1979年 北海道大学歯学部卒業
1995年 北海道大学歯学部助教授
2000年 北海道大学大学院歯学研究科助教授
2001年 北海道大学大学院歯学研究科教授
戸苅彰史【とがりあきふみ】
1979年 名古屋市立大学大学院薬学研究科修了
1989年 愛知学院大学歯学部助教授
1996年 愛知学院大学歯学部教授