やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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口腔生化学 第5版

発行時参考価格 9,500円
  • 総頁数:370頁 / 2色
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2011年7月
  • ISBN978-4-263-45645-3
  • 注文コード:456450

口腔生化学の草創期よりつづいてきた斯界のバイブル

内容紹介

●初版時に口腔生化学という学問の方向性を示したともいえる本書が,最新の知見を取り入れ,6年ぶりに改訂.
●改訂にあたり,口腔生化学の内容をより深く理解するために必要な分子・細胞生物学的な知識や研究手法についての章を設け,また近年,歯科臨床で注目されている歯周組織の再生については詳述し,時代に即した充実した内容となっています.
●章の冒頭には,章の要旨と獲得目標を章末にはみずから理解度を確認できるチェック項目を設けることで,効果的な学習の助けとしました.

目次

序章 口腔機能の分子・細胞生物学的理解のために石崎 明
第1章 骨と歯の進化と形づくりの分子メカニズム宇田川信之
第2章 結合組織と上皮組織の生化学 畑隆一郎
第3章 骨,歯と歯周組織の有機成分とその代謝 畑隆一郎
第4章 骨と歯の無機成分と石灰化機構 宇田川信之
第5章 硬組織の形成と吸収のしくみ 宇田川信之
第6章 血清カルシウムの恒常性とその調節機構 宇田川信之
第7章 唾液の生化学 橋信博
第8章 プラークの生化学 橋信博
第9章 齲蝕の生化学 橋信博
第10章 炎症と免疫 東 俊文
第11章 歯周疾患の成り立ちと歯周組織の再生 上條竜太郎
第12章 がんはどうしてできるか 加藤靖正

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
早川太郎【はやかわたろう】
 第1〜第4版執筆
 1934年 名古屋市に生まれる
 1959年 名古屋大学医学部卒業
 1964年 長崎大学医学部講師
 1966年 同大学医学部助教授
 1968年 米国California州立大学(Davis校)医学部留学,71年まで
 1971年 米国Roche分子生物学研究所留学,73年まで
 1973年 愛知学院大学歯学部助教授
 1977年 同大学歯学部教授
 2005年 同大学定年退職,名誉教授

須田立雄【すだたつお】
 第1〜第4版執筆
 1935年 東京に生まれる
 1960年 東京医科歯科大学歯学部卒業
 ニューマン夫妻の名著『骨の生化学』に啓発されて,骨の研究を始める
 1964年 同大学大学院博士課程歯学研究科修了(生化学専攻)
 1968年 ウィスコンシン大学留学(H.F.DeLuca教授の下でビタミンDの代謝研究に従事)
 1971年 活性型ビタミンDの構造決定を終えて帰国,母校助教授
 1977年 昭和大学歯学部教授(口腔生化学教室)
 1992年 スペースシャトル「エンデバー号」での宇宙実験で,鶏胚の発生と骨形成に及ぼす無重力の影響を調べる
 1997年 昭和大学歯学部長,法人理事,日本骨代謝学会理事長
 ニューマン賞受賞(米国骨代謝学会)
 1998年 紫綬褒章受賞
 2000年 朝日賞受賞
 昭和大学定年退任,名誉教授
 2001年 日本学士院賞受賞
 埼玉医科大学ゲノム医学研究センター副所長
 2006年 埼玉医科大学客員教授
 日本学術会議20期連携会員
 2007年 日本学士院会員に選任される
 2011年 瑞宝重光章受章

木崎治俊【きざきはるとし】
 第3,4版執筆
 1941年 石川県に生まれる
 1966年 慶應義塾大学医学部卒業
 1971年 同大学大学院博士課程医学研究科修了(医科学専攻)
 1976年 米国インディアナ州立大学医学部癌研究施設留学,78年まで
 1980年 同大学医学部講師
 1988年 同大学医学部助教授
 1990年 東京歯科大学教授
 2007年 東京歯科大学客員教授(口腔科学研究センター),11年まで
 生体防御や形態・組織形成と細胞の分化にかかわるアポトーシスの分子機構について興味をもち研究を行っている.

畑 隆一郎【はたりゅういちろう】
 第4,5版執筆
 1944年 中国上海に生まれる
 1967年 東京都立大学理学部卒業
 1969年 東京都立大学院理学研究科修士課程修了
 1973年 東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程修了(生理学専攻)
 1974年 米国立癌研究所および南カルフォルニア大学歯学部留学,77年まで
 1991年 日経サイエンス創刊20周年記念論文において「組織形成を誘導するビタミンC」の論文により優秀賞受賞
 1995年 東京医科歯科大学難治疾患研究所成人疾患研究部門助教授
 2000年 神奈川歯科大学口腔生化学講座教授
 2004年 神奈川歯科大学生体機能学講座生化学・分子生物学分野教授
 2009年 日本結合組織学会学術賞受賞
 2010年 神奈川歯科大学特任教授
  口腔難治疾患研究センター長
 細胞外マトリックスの機能解析,およびケモカインCXCL14/BRAKの遺伝子発現制御と癌抑制・転移抑制機構の研究を行っている.

高橋信博【たかはしのぶひろ】
 第4,5版執筆
 1959年 仙台に生まれる
 1984年 東北大学歯学部卒業
 1986年 日本学術振興会特別研究員(DC)
 1988年 東北大学大学院歯学研究科博士課程修了(基礎系歯科学専攻)
 1988年 東北大学歯学部附属病院医員(口腔外科学第二講座)
 1988年 米国ミネソタ大学歯学部Visiting Assistant Professor
 1998年 東北大学歯学部助教授(口腔生化学講座)
 2001年 東北大学大学院歯学研究科教授(口腔生化学分野)
 2004年 東北大学大学院歯学研究科副研究科長/歯学部副学部長
 2010年 東北大学教育研究評議員,現在に至る
 本教室創設以来の研究テーマである齲蝕,歯周病,口臭症などの口腔細菌叢関連疾患,とくに口腔細菌叢の解析と直接の病原因子となる細菌叢の代謝活性について,生態学的,生化学的,分子生物学的研究を行っている.

宇田川 信之【うだがわのぶゆき】
 第4,5版執筆
 1963年 千葉県に生まれる
 1987年 松本歯科大学歯学部卒業
 1992年 昭和大学大学院博士課程歯学研究科修了(生化学専攻)
 1993年 メルボルン大学セントビンセント医学研究所留学, 95年まで
 1995年 昭和大学歯学部講師
 2000年 松本歯科大学歯学部教授
 2000年 米国骨代謝学会 Fuller Albright Award 受賞
 2010年 松本歯科大学副学長, 現在に至る
 破骨細胞の起源とその分化誘導機構,骨吸収と骨形成の共役(カップリング)機構,最近は歯髄細胞の細胞生物学的研究や骨再生に関する臨床的研究について興味をもち研究を行っている.

東 俊文【あづまとしふみ】
 第5版執筆
 1958年 北海道帯広市に生まれる
 1985年 慶応義塾大学医学部卒業(内科学)
 1995年 米国ハーバード大学実験医学部門
 2003年 慶応義塾大学医学部専任講師(医学部内科学)
 2004年 順天堂大学医学部免疫学教室
 2004年 東京歯科大学口腔科学研究センター講師(分子再生研究室)
 2007年 東京歯科大学生化学講座教授,現在に至る

上條 竜太郎【かみじょうりゅうたろう】
 第5版執筆
 1959年 神奈川県に生まれる
 1987年 昭和大学歯学部歯学科卒業
 1991年 昭和大学大学院歯学研究科(口腔外科学専攻)修了
 1992年 米国ニューヨーク大学医学部Postdoctoral fellow,94年まで
 1996年 昭和大学講師(歯学部第二口腔外科学教室)
 1999年 米国ニューヨーク大学医学部Visiting Assistant Professor,01年まで
 2001年 昭和大学教授(歯学部口腔生化学教室),現在に至る

石崎 明【いしさきあきら】
 第5版執筆
 1963年 富山県に生まれる
 1988年 東京医科歯科大学歯学部卒業
 1993年 東京医科歯科大学大学院歯学研究科博士課程修了
 1994年 ルートヴィック癌研究所(スウェーデン)ポストドクトラルフェロー
 1997年 国立感染症研究所流動研究員
 1998年 産業技術総合研究所NEDOフェロー
 2002年 産業技術総合研究所主任研究員
 2003年 岐阜大学大学院医学研究科講師
 2005年 北海道大学大学院歯学研究科准教授
 2008年 岩手医科大学歯学部口腔生化学講座教授
 2011年 岩手医科大学生化学講座細胞情報科学分野教授に名称変更,現在に至る

加藤靖正【かとうやすまさ】
 第5版執筆
 1967年 横浜に生まれる
 1989年 北里大学衛生学部卒業
 1993年 カナダ・ケベック大学アルマンドフラッピエール研究所留学,1〜5月まで
 1996年 北里大学博士(学術)
 1997年 ベルギー・リエージュ大学医学部癌発生生物学教室留学,99年まで
 2005年 横浜市立大学大学院医学研究科博士課程(耳鼻咽喉科頭頸部外科学専攻)修了
 2006年 日本結合組織学会大高賞受賞
 2008年 神奈川歯科大学准教授
 2010年 奥羽大学歯学部教授,現在に至る
 がん細胞周囲の微小環境,とくに酸性細胞外pHに注目し,がん転移のメカニズムについて研究を行っている.

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早川太郎須田立雄木崎治俊 監修/畑隆一郎橋信博宇田川信之東俊文上條竜太郎石崎明加藤靖正 編著

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