内容紹介
臨床医として日常診療に取り組んでいる著者の30年の臨床経験の集大成.長期観察症例からみた顎関節症,歯周病を考えるための好読本.現在の歯科臨床の目指すべき一つの指針として,若い臨床家におくる.
目次
咬合性外傷と顎関節症および歯周病の関係
case 1 上顎右側部の10年間の変化
case 2 延長ブリッジと咬合性外傷
case 3 挺出した8を支台歯としたブリッジ
case 4 6,8の咬頭干渉はありうるか
case 5 対咬する88がなく88が挺出していた症例
case 6 前方型,後方型の二つのブラキシズムとクレンチング
case 7 8の挺出と右偏側咀嚼の定着による同側頚腕症候群の発症
case 8 8の挺出と反対側の肩こり
case 9 8の挺出が日中のブラキシズムの原因
case 10 下顎位の健康は歯周症対策
case 11 左側臼歯部の歯周病と咀嚼障害
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
續 肇彦
1940年 静岡県富士市に生まれる
1965年 東京歯科大学卒業
同 年 秋田県大曲市角間川町に開業
1969年 横浜市に開業.現在に至る
1983年 北海道大学歯学部第二補綴学講座非常勤講師
執筆者の関連書籍を探す場合は下に表示された名前をクリックしてください
續肇彦 著