やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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カラーグラフィックス 下歯槽神経・舌神経麻痺 第2版

発行時参考価格 18,000円
  • 総頁数:320頁 / カラー
  • 判型:A4判変
  • 発行年月:2010年9月
  • ISBN978-4-263-44325-5
  • 注文コード:443250

臨床で急増する下歯槽神経損傷に完全対応!

内容紹介

●下顎智歯の抜歯や,インプラント外科に関連する下歯槽神経損傷が急増し,また感覚障害に対する患者側の意識も高まってきています.特にインプラントに起因する下歯槽神経損傷は日本の歯科医療の信用にも関わる深刻な問題となりつつあります.
●本書は,これらの下歯槽神経損傷・舌神経損傷,神経麻痺について,原因,診断,治療,予防法を,多数のわかりやすいカラーグラフィックスとフローチャートにより詳述した実践的な解説書です.
●麻酔,根管処置,埋伏智歯抜歯,インプラント植立等,処置別に章を整理していますので,実際の臨床に即して参照することができます.また,医事処理にも章をさいて,医事紛争防止や,医師賠償責任保険を解説しています.
●2001年発行された初版「カラーグラフィックス下歯槽神経麻痺」に,舌神経損傷に関する項目を新たに加え,またこの10年間の新知見や症例を含めて改訂・改題し,56頁増とした最新版です.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約6.92MB)

目次

1章 下歯槽神経と舌神経をめぐって(野間弘康)
2章 下顎神経の臨床解剖(井出吉信・阿部伸一)
3章 末梢神経損傷の分類(佐々木研一)
4章 神経損傷の診断と評価
5章 浸潤麻酔・伝達麻酔後の下歯槽神経麻痺(高崎義人)
6章 根管処置による下歯槽神経麻痺(南保秀行)
7章 下顎埋伏智歯抜歯時の下歯槽神経麻痺(佐々木研一)
8章 インプラント植立時の下歯槽神経麻痺(山崎康夫)
9章 下歯槽神経を裸にする手術時の下歯槽神経麻痺(正木日立)
10章 下顎口腔前庭に切開を入れた場合の下歯槽神経麻痺(谷口 誠)
11章 顎矯正手術時の下歯槽神経麻痺(武田栄三・佐々木研一)
12章 総義歯によるオトガイ神経麻痺(町田和之)
13章 舌神経麻痺
14章 治療
15章 医事処理(山崎康夫)
16章 下歯槽神経損傷後の回復過程

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【編者略歴】
野間弘康【のまひろやす】
 1938年 宮崎県に生まれる
 1962年 東京歯科大学卒業
 1966年 同大学大学院修了(口腔外科学)
 1981年 東京歯科大学主任教授(口腔外科)
 1993年 (社)日本口腔外科学会理事
 1995年 東京歯科大学千葉病院長
 2000年 日本顎顔面インプラント学会理事長
 2001年 東京歯科大学副学長
 2004年 東京歯科大学名誉教授
佐々木研一【ささきけんいち】
 1953年 長崎県に生まれる
 1979年 東京歯科大学卒業
 1983年 同大学大学院修了(口腔外科学)
 1989年 東京歯科大学非常勤講師(口腔外科学)
 1991年 亀田総合病院歯科口腔外科医長
 1995年 亀田総合病院歯科口腔外科部長
 2004年 佐々木歯科・口腔顎顔面ケアクリニック院長
 2004年 日本口腔顎顔面外傷学会理事
 2006年 医療法人社団渉仁会 佐々木歯科・口腔顎顔面ケアクリニック理事長,院長
 2009年 居宅介護支援事業所「かがやき」理事長
山崎康夫【やまざきやすお】
 1948年 東京都に生まれる
 1974年 東京歯科大学卒業
 1978年 同大学大学院修了(口腔外科学)
 1979年 山崎歯科医院院長
 1980年 東京歯科大学非常勤講師(口腔外科学)

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