少ない資源(時間,費用,マンパワー)で,高い診療の質を達成する
――効率のよい診療ができる本物の『節約』を一冊にまとめました!
内容紹介
●Theories 編では,歯科医師が診療においてコスト意識を持つことの重要性を明確に解説.
●Practices 編では,臨床における正しい支出削減と時間短縮について,具体的な金額とともにポイントやコツを詳説.
●今日からできる!! 本書のすべての項目を実施すると,毎年約222万円が節約に!!
目次
1 収支に影響する因子
2 歯科医療収入の現状とトレンド
3 コスト意識を持ちましょう
4 失敗によるコスト増
5 大きな失敗によるダメージ
6 自費治療費用の設定
7 感染対策とコストとのバランス
8 収支改善結果を何に使うか?
Practices編
1 術式の効率化
2 治療時間の短縮(無駄な時間の削減)
3 再治療の削減
4 単価の低減(購入先の選定,購入時期)
5 使用量の削減
6 院内印刷物費用の削減(印刷サービス,ネット画像の利用)
7 口腔内写真撮影の効率化
8 人件費単価の削減(歯科医師でなくてもできる業務の見直し)
9 遊休時間の削減(遊休時間の決めごと)
10 その他の支出削減
11 総合的な取り組み(クリニカルパス)
12 新規技術・知識の積極的導入(情報収集)
13 緊急事態時の感染対策
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
1982年 広島大学歯学部卒業
1986年 広島大学大学院(歯科補綴学1)修了・歯学博士
1986年 広島大学歯学部附属病院助手
1988年 アメリカ国立標準技術研究所(NIST)客員研究員
1990年 広島大学歯学部歯科補綴学第一講座講師
1994年 同講座助教授
2002年 昭和大学歯学部高齢者歯科学講座教授
日本老年歯科医学会理事長・専門医・指導医,日本補綴歯科学会広報担当理事・専門医・指導医,日本歯科医学会常任理事,関東甲信越歯科医療管理学会理事・認定医.
佐藤美穂子【さとうみほこ】(広島県東広島市・医療法人社団裕穂会さとう歯科院長)
1982年 福岡歯科大学卒業
1982年 広島大学歯学部附属病院医員
1983年 広島鉄道病院歯科勤務
1986年 さとう歯科開設
2006年 広島大学歯学部非常勤講師
日本口腔インプラント学会専門医,日本顎咬合学会咬み合わせ認定医,日本抗加齢医学会専門医,介護支援専門員,ヘルスケアプランナー,日本歯科放射線学会準認定医,国際歯科学士会(ICD)フェロー.