歯科衛生士のための摂食・嚥下リハビリテーション
- 総頁数:218頁 / 2色
- 判型:B5判
- 発行年月:2011年4月
- ISBN978-4-263-42173-4
- 注文コード:421730
摂食・嚥下リハビリテーションを初めて歯科衛生士の視点から整理・解説したテキスト
内容紹介
●生きるうえで最も基本的な活動の「食べること」をチームアプローチで支援する,摂食・嚥下リハビリテーション.この領域において口腔に関するスペシャリストである歯科衛生士はいつでも現場に対応できるよう,確実な知識と技術を備えておくことが求められています.
●本書は,摂食・嚥下リハビリテーションを歯科衛生士の視点から整理し,基礎を体系的にまとめました.
●メカニズムについては多数の図を用いて,口腔ケアや訓練法などについてはイラストや写真で示しながらビジュアルに解説し,無理のない理解を助ける構成になっています.
●基礎知識の確認や整理,教育に最適な一冊です.
目次
1章 リハビリテーション総論
2章 摂食・嚥下のメカニズム
3章 摂食・嚥下障害とは
4章 摂食・嚥下リハビリテーションにおける歯科衛生ケアプロセス
5章 摂食・嚥下リハビリテーションと口腔ケア
6章 摂食・嚥下における間接訓練・直接訓練
7章 摂食・嚥下障害に対する食指導・食支援
8章 リスクマネジメント
9章 摂食・嚥下リハビリテーションにおける連携
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
植松 宏【うえまつひろし】
1972年 神奈川歯科大学卒業
1986年 埼玉県障害者リハビリテーションセンター歯科医長
1998年 東京医科歯科大学歯学部高齢者歯科学講座教授
2000年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野教授
山田好秋【やまだよしあき】
1974年 新潟大学歯学部卒業
1981年 長崎大学歯学部助教授(口腔生理学講座)
1993年 新潟大学歯学部(現歯学総合研究科口腔生理学分野)教授
2001年 新潟大学大学院医歯学総合研究科顎顔面機能学分野教授
2004年 新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食・嚥下リハビリテーション分野教授併任
2008年 新潟大学企画戦略本部教授
馬場 尊【ばばみこと】
1990年 藤田学園保健衛生大学医学部卒業
2001年 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座講師
2004年 藤田保健衛生大学衛生学部(現医療科学部)リハビリテーション学科教授
2010年 足利赤十字病院リハビリテーション科部長
江川広子【えがわひろこ】
1972年 歯友歯科高等専修学校卒業
1977年 歯友会歯科技術専門学校専任教員
1989年 歯友会歯科技術専門学校歯科衛生士科科長
1999年 明倫短期大学講師
2005年 新潟大学歯学部口腔生命福祉学科非常勤講師
2008年 明倫短期大学准教授
向井美惠【むかいよしはる】
1973年 大阪歯科大学卒業
1989年 昭和大学歯学部口腔衛生学教室助教授
1997年 昭和大学歯学部口腔衛生学教室教授
2008年 昭和大学口腔ケアセンター長
植田耕一郎【うえだこういちろう】
1983年 日本大学歯学部卒業
1990年 東京都リハビリテーション病院医員
1999年 新潟大学歯学部加齢歯科学講座助教授
2004年 日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授
水上美樹【みずかみみき】
1986年 日本女子衛生短期大学(現湘南短期大学)卒業
1986年 東京女子医科大学歯科口腔外科
1991年 昭和大学歯学部口腔衛生学教室
2004年 東京都立東大和療育センター歯科
2010年 東京都立東大和療育センター看護部主任
佐藤陽子【さとうようこ】
1983年 宮城歯科衛生士学院卒業,歯科診療所勤務
1997年 多賀城市役所健康長寿課保健予防係勤務
2001年 宮城高等歯科衛生士学院専任教員
2003年 宮城高等歯科衛生士学院教務主任
2007年 東北大学大学院歯学研究科修士課程修了(口腔科学修士)
【編集代表略歴】
金子芳洋【かねこよしひろ】
1957年 東京歯科大学卒業
1976年 東京歯科大学衛生学助教授
1979年 昭和大学歯学部口腔衛生学教授
1997年 昭和大学歯学部口腔衛生学客員教授
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会理事長(〜2005年)
2001年 明海大学歯学部客員教授
2006年〜日本摂食・嚥下リハビリテーション学会名誉理事
【監修代表略歴】
金澤紀子【かなざわのりこ】
1964年 福島県立歯科衛生士養成所(現福島県立総合衛生学院歯科衛生学科)卒業,本間歯科診療所勤務
1971年 財団法人ライオン歯科衛生研究所
1984年 日本歯科衛生士会会長(〜1993年)
1992年〜財団法人日本口腔保健協会理事
2003年〜日本歯科衛生士会会長