●造影USとはどのような検査か,手技も含めて現在までの知見とその有用性をまとめた!
内容紹介
●肝細胞癌の診断において超音波検査は必須のツールですが,早くから造影剤が使用されてきたCT,MRIと比較するとその診断能は十分とはいえませんでした.しかし,第2世代の超音波造影剤ソナゾイドによりリアルタイムで鮮明な血流イメージを得ることが可能となり,さらに通常のBモードでは認識しがたい肝細胞癌の認識も可能となっています.
●本書では,造影超音波検査とはどのような検査か,手技も含めて現在までの知見とその有用性についてまとめました.まず,ソナゾイドの薬理的な基礎から,装置の設定,肝腫瘤の造影診断,有用な臨床例,応用編,治療ガイドの実際など,現在第一線で活躍中の執筆陣によりわかりやすく解説していただいています.
目次
2-1 造影超音波検査の実際−検査手法とそのポイント 東芝社の装置を中心に(山本幸治)
2-2 造影超音波検査の実際−検査手法とそのポイント GE社の装置を中心に(前川 清)
3 各時相の読影方法とポイント(石井由比,梨 昇,広瀬俊治)
4-1 造影超音波診断(症例編) 肝細胞癌(HCC)(是永圭子,畠 二郎,河合良介,谷口真由美,麓 由起子,岩井美喜,中武恵子,竹之内陽子)
4-2 造影超音波診断(症例編) 肝細胞癌以外の肝腫瘍典型例(熊田 卓,豊田秀徳,多田俊史,金森 明,竹島賢治,乙部克彦)
4-3 造影超音波診断(症例編) ソナゾイド造影超音波検査が有用な症例(西田 睦)
5 治療支援と造影超音波検査(大村卓味)
6 CT・MRIとのフュージョン画像表示の臨床応用と注意点(小川眞広)
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