基本からわかる 看護疫学入門
- 総頁数:168頁 / 2色
- 判型:B5判
- 発行年月:2007年11月
- ISBN978-4-263-23502-7
- 注文コード:235020
内容紹介
疫学の基本的な考え方が理解できるように全体の流れを重視してまとめた疫学の入門書.イラスト・図を多用してわかりやすく解説し,章ごとの練習問題(国家試験の過去問題)を解くことで知識が記憶に定着される.地域・臨床の実践現場や看護研究場面でも役立つ好著.
目次
2 疫学の基本的な用語を理解しよう
3 疾病の原因,疫学的な因果関係の考え方
4 疾病頻度の表し方―有病と罹患の区別
5 曝露の効果を表す指標―相対危険と寄与危険
6 疫学研究のさまざまなデザイン
7 疫学研究の質―真実と誤差
8 疫学と統計学―疫学研究に統計学が必要なわけ
9 スクリーニング検査
10 臨床疫学とEBN(Evidence-based Nursing)
11 政策疫学―地域保健と疫学
12 遺伝疫学―遺伝要因と環境要因の考え方
13 社会疫学―社会構造が健康に与える影響
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
大木秀一【おおきしゅういち】
東京大学大学院医学系研究科修了,保健学博士,医学博士.専門は,公衆衛生学,遺伝疫学.
東邦大学医学部公衆衛生学教室,東京大学大学院医学系研究科クリニカルバイオインフォマティクス研究ユニットなどを経て,現在,石川県立看護大学准教授.医学,保健学,看護学の分野で公衆衛生学,疫学教育に携わる.数少ない多胎研究者として,遺伝疫学研究とともに多胎児家庭支援の実践活動に取り組む.
主な著書:「多胎家庭支援の地域保健アプローチ」(ビネバル出版),(以下,分担執筆),「現場で役立つラクラク成長曲線」(診断と治療社),「臨床ゲノム科学入門」(杏林図書),「社会医学がわかる公衆衛生テキスト」(新興医学出版社),「すぐに役立つ双子・三つ子の保健指導BOOK」(診断と治療社),「よくわかる看護研究の進め方・まとめ方」(医歯薬出版),「精神医学―その基盤と進歩―」(朝倉書店),「双子・三つ子・四つ子・五つ子の母子保健と育児指導のてびき」(医歯薬出版),「臨床遺伝医学[V]遺伝疫学」(診断と治療社),「双子の母子保健マニュアル」(医学書院)など.
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大木秀一 著