内容紹介
●本書は失語症はもとより,認知症や,右半球損傷・前頭葉損傷,脳外傷,てんかんにみられるコミュニケーション障害について取り上げています.
●第1章で失語症の症状を再確認し,その後に続く章で非失語性のコミュニケーション障害について解説し,症状に応じて的確に問題点を評価し,介入を始められるような意図でまとめられています.
●「第6章 検査の特性を活かす診かた」や「第7章 談話分析の特性を活かす診かた」では,どのように検査,談話分析を行うとよいか,具体的な活用方法を説明しています.
目次
第2章 認知症にみられるコミュニケーション障害
第3章 右半球損傷・前頭葉損傷にみられるコミュニケーション障害
第4章 脳外傷にみられるコミュニケーション障害
第5章 てんかんにみられるコミュニケーション障害
第6章 検査の特性を活かす診かた
第7章 談話分析の特性を活かす診かた
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
廣實真弓【ひろざねまゆみ】
1990年 上智大学言語学専攻言語障害研究コース修了
1990年〜 言語聴覚士として勤務
2007年 国立精神・神経医療研究センター病院リハビリテーション科
2011年 帝京平成大学健康メディカル学部言語聴覚学科准教授
2013年 上智大学にて博士(言語学)取得
2014年 帝京平成大学健康メディカル学部言語聴覚学科教授