●類書なし! 身体リハにおける精神医学・心理学的対応の実践書
内容紹介
●身体リハビリテーションの関連スタッフ(PT,OT,ST,看護師,臨床心理士,CWほか)の多くは,うつや抑うつ状態にある患者など,心理面に問題を抱える患者に対応する機会がしばしばあるにもかかわらず,指導者や指南となる書籍がないので困っているという現実がある.
●身体リハを行うときに,精神面・心理面の問題をよく理解し,その理解に基づいた配慮をした対応をとることが可能であれば,リハの効果をさらに高めることが期待できる.
●本書は身体リハの関連スタッフに向けて,患者や障害者と向かい合うとき,より適切な実践ができるよう,精神医学・心理学的側面からアプローチしたリハの実際を紹介したものである.
●著者はリハビリテーション病院や総合病院精神科で20年以上にわたって実践を重ねてきたが,そこで蓄積してきた豊富な臨床体験・症例をもとに実際の対応法が示されている.
目次
第2章 心理面の評価と対応
第3章 障害適応へのチームアプローチ
第4章 特殊な病態へのアプローチ
第5章 脳卒中者の異常言動への対応
第6章 統合失調症者への対応
第7章 特殊な状況でのリハビリテーション
第8章 リハスタッフが知っておきたい事柄
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
先崎 章【せんざきあきら】
1961年 生まれ
1986年 東京医科歯科大学医学部卒業
1986年 都立広尾病院臨床研修医
1988年 清和会浅井病院精神科医長
1992年 東京医科歯科大学医学部附属病院精神科・神経科医員
1994年 埼玉県総合リハビリテーションセンター神経科・精神科医長
埼玉県知的障害者更正相談所兼務
1999年 都立豊島病院神経科医長
2000年 埼玉県総合リハビリテーションセンター医長
2005年 同 肢体不自由担当部長
2007年 同 地域支援担当部長
2009年 東京福祉大学社会福祉学部教授
所属学会(専門医) 日本精神神経学会,日本総合病院精神医学会,日本リハビリテーション医学会,日本てんかん学会
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先崎章 著