J. of Clinical Rehabilitation
34巻9号
認知症に対するリハビリテーション医療
- 総頁数:100頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2025年8月
- 注文コード:083409
- 雑誌コード:03297-08
内容紹介
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師,理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など,リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ,最新の知識・情報を紹介.臨床でのステップアップを実現する,多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●わが国は世界で最も人口の高齢化が進んでおり、高齢化率は約3割に達している。それに伴い認知症患者も増加しており、介護が必要となる主因の第1位となっている。将来的には、2040年に認知症が500万人以上、軽度認知障害(MCI)が600万人以上に達すると予測されている。
●これまで認知症に対するリハビリテーション医療に直接従事している専門職は多くなかったが、今後は急性期・回復期・生活期のいずれにおいても認知症との関わりは避けられない。また、薬剤開発も進む中で、薬物・非薬物療法双方への理解と対応が求められる時代に入っている。
●本特集では、認知症に関する最新の知見とリハビリテーション医療の実践を多面的に取り上げる。総論から薬物療法、脳活リハ、コグニサイズ、摂食嚥下および言語リハビリテーション、さらにはコミュニケーションロボットの活用まで解説し、認知症に対する包括的な理解と臨床応用の一助となる内容となっている。
目次
TOPICS 高齢社会の交通事故減少のための道路環境の対策
新連載 支援機器の現在と未来―普及に向けた取り組み
リハなひと
巻頭カラー デジタルフロンティア:次世代技術の展望
おさえておきたい転倒・転落予防の基本知識と現場での応用
ニューカマー リハ科専門医
最新版! 摂食嚥下機能評価―スクリーニングから臨床研究まで
知っておきたい! がんサポーティブケア
“こんなときどうする?” リハビリテーション臨床現場のモヤモヤ解決! 令和版
回復期リハビリテーション病院・チームでキャリアアップ―私たちの院内研修
障害福祉サービスとリハビリテーション
リハビリテーション関連学会に行ってみよう!
追悼