やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

3,850円(税込)
発売中 在庫あり
24:00までにご注文いただければ翌営業日に発送いたします.
送料:600円代金引換の場合は別途250円,後払いの場合は別途200円の手数料がかかります.

月刊「デンタルハイジーン」別冊
評価・治療・メインテナンスに役立つ!
資料のとり方・活かし方

浅賀庸平 編著
定価 3,850円 (本体 3,500円+税10%)
  • 総頁数:148頁 / カラー
  • 判型:AB判
  • 発行年月:2023年12月
  • 注文コード:390720
  • 雑誌コード:06568-12

資料採得のポイント,採得した資料の活かし方を押さえて,歯科衛生士の臨床に役立てよう!

内容紹介

・歯科臨床を進めるうえで基本的な資料となる,顔貌写真や口腔内写真,X線写真などのとり方,見方,活かし方を徹底解説!
・「ベーシック編」では顔貌写真,口腔内写真,パノラマX線写真,デンタルX線写真,歯周組織検査,スタディモデルといった,歯科衛生士の臨床に必要不可欠な患者資料について,くわしく学べます!
・「アドバンス編」では歯科用コーンビームCT(CBCT),口腔内スキャナー,セファログラム,マイクロスコープといった,近年普及が進み,臨床の幅が広がる患者資料について,その基本を紹介!
・本別冊で,患者資料という歯科医院の「財産」を活用し,患者さんへの説明や,患者さんと歯科医療従事者・歯科医院との信頼関係の構築などにつなげ,歯科医院の臨床をステップアップさせましょう!

序文

はじめに
 「痛みの原因はなんなのか」「どんな治療をされるのか」「歯を抜かないといけないのでは」「先生が怖かったらどうしよう」「治療は痛いかな」――.このように歯科医院には日々,さまざまな不安を抱えた患者さんが来院されます.私たち歯科医療従事者は,それらの不安を“安心”に変えるための努力をしなくてはなりません.そのための礎となるのが本別冊のテーマとなる「患者さんの資料をしっかりと採得すること」であると考えています.
 資料採得には多少の時間や労力がかかりますが,その意義は多様であり,使い方もさまざまです.資料採得の第一の意義は「採得した資料を精査し,正確な診査・診断に活かすこと」で,患者固有のリスクや病態を診査し,治療計画の立案に役立てることに始まり,治療計画や方針に迷ったときなどには資料を基に先輩や後輩,スタディグループの仲間などとディスカッションするためのツールとしても活用できます(客観的評価).
 また,治療前と治療後の資料を比較(再評価)することで,目指していた治療結果が得られているかを確認することもできます(振り返り).採り溜めた資料は患者個人の経年的な変化の記録となり,「医院全体の経験」であり,「財産」となります.
 さらに,採得した資料を用いて口腔内の“現在の状況“や“将来の予測”などについて患者さんに話をすると,「こんなにくわしく説明を受けたことはなかった」と言われることも少なくありません.このような患者さんをみていて感じることは,患者さんは自身の口腔内について“知りたい”と思っていて,私たちはそれに応える必要があるということです.
 患者さんに指導・治療・処置・説明などをする際は一様に説明用ツールを用いるのではなく,患者さん自身の口腔内や顔貌写真,パノラマやデンタルX線写真,スタディモデルなどの資料を活用することで患者さんの安心感や納得が生まれ,われわれ歯科医療従事者,そして医院に対する信頼へと繋がるように感じます.
 これこそが,資料採得の第二の意義だと考えています.
 今回,医院の臨床のステップアップには欠かすことのできない「資料採得」について,当院で実際に行っている資料の種類や方法,効果的に使用するために押さえておきたいポイントなどについて,さまざまなご縁のなかで1冊の本にまとめる運びとなりました.本別冊を多くの歯科衛生士の方に手に取っていただき,臨床をより楽しめるような変化が生まれることとなれば,この上ない幸せです.
 2023年11月
 浅賀庸平

目次

 はじめに
Part 1 資料採得をはじめよう!
Part 2 しっかり押さえておきたい ベーシック編
 1 顔貌写真
 2 口腔内写真
 3 X線写真
 4 デンタルX線写真
 5 パノラマX線写真
 6 歯周組織検査
 7 スタディモデル
Part 3 知っておきたい アドバンス編
 1 歯科用コーンビームCT(CBCT)
 2 口腔内スキャナー(IOS)
 3 セファログラム
 4 マイクロスコープ

 おわりに・執筆者一覧

書評

本書の書評をご覧いただけます!

書評:上野博司 先生 (『歯界展望』2024年8月号掲載 PDFファイル)
書評:齋藤政一 先生 (『デンタルハイジーン』2024年11月号掲載 PDFファイル)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

■編著者
浅賀庸平【Asaka Yohei】
 歯科医師 浅賀歯科医院(埼玉県蕨市)
 2002年 日本大学歯学部 卒業
 2007年 日本大学大学院歯学研究科 修了
 2008年 浅賀歯科医院 勤務
 2017年 浅賀歯科医院 継承
 現在に至る

 所属学会
 日本接着歯学会
 日本顎咬合学会
 日本歯周病学会
 日本臨床歯周病学会
 日本歯科保存学会
 日本口腔インプラント学会

 所属スタディグループ
 歯科臨床十人会
 PDS研究会
 D.D.S
 I.S.C
 PERIOSTHETICS
 ENの会
 いろは会

■仲間たち
Dentist
池田一貴
 浅賀歯科医院 常勤
得居信彦
 千駄ヶ谷N歯科・眼科クリニック(東京都渋谷区) 院長
杉原康介
 東池袋すぎはら歯科+kids(東京都豊島区) 院長
坐間 学
 日本大学歯学部付属歯科病院口腔外科第I講座 助教
 浅賀歯科医院 勤務
若松賢吾
 日本大学大学院歯学研究科
 浅賀歯科医院 勤務

Dental Hygienist
平下奈菜
 浅賀歯科医院 勤務
中別府洋子
 浅賀歯科医院 勤務
 日本歯周病学会認定歯科衛生士
野島由香
 浅賀歯科医院 勤務
 日本歯周病学会認定歯科衛生士
田畑郁実
 浅賀歯科医院 勤務
 日本歯周病学会認定歯科衛生士

執筆者の関連書籍を探す場合は下に表示された名前をクリックしてください

浅賀庸平 編著/池田一貴・得居信彦・杉原康介・坐間学・若松賢吾・平下奈菜・中別府洋子・野島由香・田畑郁実 協力