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27巻2号 2018年2月号
特集 ここまでやれる! 回復期リハビリテーション病棟での取り組み
特集にあたって
 回復期リハビリテーション(以下リハ)病棟ができてから,既に20 年近くが経過しようとしている.日本発の世界でも初めてのリハを中心とした医療を展開する医療体制として発足した.しかし,回復期リハ病棟という名称でありながら,現在もリハ科専門医の常勤している病院は3 割にも満たない状態である.また,病院の機能もさまざまであり,退院後のフォローを行わない病院や外来機能を持たない病院等も存在する.回復期リハ病棟と急性期病院との関係においては,急性期病院の在院日数の短縮の影響から,病状が多少不安定な状態であっても,回復期リハ病棟で受け入れなくてはならない状況である.また,原疾患の再発や合併症・併存疾患が悪化した場合の回復期リハ病棟側から急性期病院への受け入れの問題,急性期病院から回復期リハ病棟へのリハ医療の継続性・一貫性等さまざまな問題が山積している.そして,回復期リハ病棟と介護保険施設や介護保険サービス,在宅での生活期リハとの関係においても,高額医薬品等の継続や訓練頻度等さまざまな問題が生じている.このような状況の中で本特集では,回復期リハ病棟においてリハ科専門医がどこまでやれるのか,どこまでやるべきなのか,理想的な回復期リハ病棟とはどのようなものなのか,現場で活躍されている先生方に解説していただいた.
 近藤国嗣先生らには,医療保険で行われている現行の回復期リハ病棟の規定について解説していただいた.大井清文先生には,回復期リハ病棟に入院中の患者の合併症やその対応について解説していただいた.岡本隆嗣先生らには回復期リハ病棟に入院中の患者の併存疾患やその対応について解説いただいた.三橋尚志先生には回復期リハ病棟から介護施設への転院に当たっての留意点や介護保険施設以外の居住系施設等について解説いただいた.菅原英和先生には回復期リハ病棟から自宅へ退院する際の留意点や訪問リハの通所リハとの連携,外来フォロー等について解説いただいた.
 この企画が,回復期リハ病棟に勤務する方々の一助になれば幸いである.(編集委員会)
目 次
今,回復期リハ病棟はどのようになっているか  近藤国嗣石川誠 詳細
回復期リハ病棟での合併症治療  大井清文 詳細
回復期リハ病棟での併存疾患治療  岡本隆嗣,松四健太・他 詳細
回復期リハ病棟からの介護施設への転院  三橋尚志 詳細
回復期リハビリテーション病棟から自宅への退院  菅原英和,石川誠 詳細
連載
巻頭カラー  嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)の見方 
2. VF・VEの実際  若杉葉子戸原玄 
ニューカマー リハ科専門医 
  西山一成 
リハビリテーションにおける教育論 
1.座学としての教育学─大学教育の現場から  山梨あや 
運動の効果とエビデンス 
2. 筋肉から分泌されるマイオカインの効果  幸田剣,古澤一成 
リハビリテーション用語の起源を訪ねる 
38.Liepmannの失行  武田克彦 
リハビリテーション現場で知っておきたい検査データの意味 
2.リウマチで知っておきたい検査データ  鈴木昌彦 
骨折治療の最前線 
8.多発骨折・多発外傷における近年の治療戦略と変化―リハビリテーション治療と関連して  山川泰明,野田知之・他 
リハ医の最新海外留学覚書 
  小川佳子 
リハ医・リハスタッフのための 腎臓リハビリテーションの実際 
V.生活指導と心理的問題への対応
14.教育・日常生活指導  原田孝司 
歴史への誘惑 
第50回 梅毒の専門医杉田玄白  江藤文夫 

臨床経験 
発症後16カ月に施行した嚥下機能改善手術と術後のリハビリテーションにより経口摂取可能となったワレンベルグ症候群の一例  石田洋子,菅原英和・他
小児に対するトウ・アップ装具の使用経験  橋出秀清,吉野浩一・他
ここまでやれる! 回復期リハビリテーション病棟での取り組み
27巻2号 2018年2月15日
月刊(B5判,100頁)
発行時参考価格 2,400円
注文コード:082702
雑誌コード:03297-02
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