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特集 在宅神経難病患者のリハビリテーション
27巻5号 2018年5月15日 p.420-425
特集
特集 在宅神経難病患者のリハビリテーション パーキンソン病の短期入院リハビリテーション 加世田ゆみ子
キーワード  パーキンソン病 入院リハビリテーション 大腿骨近位部骨折 廃用症候群 費用対効果
内容のポイント Q&A  
Q1 短期入院の適応は?
 当院ではHoehn & Yahr(H & Y)III以上の患者のリハビリテーション(以下リハ)依頼が多い.介助が必要な状態になると,在宅でのリハの頻度が減り,運動不足による廃用が進む傾向がある.比較的急速に機能が低下した症例を短期入院集中リハの適応としている.現実には,在宅で十分なリハを受けられない症例,家族の介護疲れも理由となっている.
Q2 内科的治療は?
 入院中は運動症状の日内変動や非運動症状を観察することが可能であり,薬物調整のよい機会である.パーキンソン病治療薬の調整の他,睡眠障害,幻覚,妄想,抑うつ等の精神症状,排尿障害,便秘等の非運動症状に対する薬物調整を行う.
Q3 短期入院で行うべきリハビリテーションは?
 当院では1 日6 単位(2 時間)の機能訓練,病棟での集団訓練を実施している.H & Y III以上の患者が多いため,理学療法では歩行訓練,すくみ足対策,歩行補助具や車椅子の導入,転倒予防対策等を行う.作業療法では日常生活動作訓練,自助具の導入等を行う.言語療法では,嚥下評価・訓練,構音訓練を行う.また,教育入院としての役割があり,御本人,御家族,ケアスタッフに対して,運動症状・非運動症状の理解と対応,機能訓練,介助指導,摂食・嚥下指導,栄養指導,家屋改修のアドバイス等を行う.
Q4 リハビリテーションの効果と注意点は?
 約1 カ月の入院で6 単位/日のリハを実施すると,FIM,UPDRS の評価点が有意に改善する.退院後の機能維持が課題であり,自主訓練の指導を行う.多くの患者が介護保険サービスを利用しており,退院前にケアカンファレンスを開催し,情報を共有することが重要である.
Q5 進行した場合の対応は?
 進行例では廃用と合併症の予防が重要である.嚥下性肺炎の予防のための嚥下訓練,呼吸理学療法,褥瘡予防のための体位変換,関節拘縮予防のための可動域訓練等を行う.
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在宅神経難病患者のリハビリテーション
27巻5号 2018年5月15日
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