医学のあゆみ
277巻7号
NAFLD/NASHの診断と治療 −ガイドラインの改訂点と問題点
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2021年5月
- 注文コード:927707
- 雑誌コード:20473-5/15
内容紹介
・NAFLD/NASHの診療ガイドラインは,2014年に日本消化器病学会の編集で協力学会として日本肝臓学会の協力を得て作成された.
・しかしその後,疾患概念,病態,画像診断法,治療方法に関してさまざまな新たな知見が報告されており,このたび改定の運びとなった.
・生命予後に関わる肝線維化,肝硬変の効率的な拾い上げ方法,非ウイルス性肝疾患を基盤とする肝細胞癌が近年増加しており,そのスクリーニングの必要性も唱えられている.
目次
はじめに 徳重克年
NAFLD/NASHの疫学と今後の予想 小野正文・他
NAFLD/NASHとメタボリックシンドローム,心血管イベント 江口有一郎・高橋宏和
NAFLDの非侵襲的肝線維化診断と消化器内科専門医への紹介方法 芥田憲夫
NAFLD/NASHの現状の治療方針 岩佐元雄
NAFLD/NASHの新規治療薬とその展望 米田政志
NAFLD/NASHの予後と発癌,そのスクリーニング体制の問題点 大塚基之
連載
この病気,何でしょう? 知っておくべき感染症(7)
救急医療現場における胃アニサキス症(食歴を尋ねよう) 古本洋平
いま知っておきたい最新の臨床検査−身近な疾患を先端技術で診断(6)
カルニチンの作用および欠乏症−カルニチン2分画検査の解釈 林野 翔・菅野義彦
TOPICS
神経精神医学 COVID-19感染拡大下の自殺予防 河西千秋・他
内分泌・代謝学 ACE2機能の新知見−ACE2発見から20年経って 森 潤
輸血学 洗浄血小板「日赤」に続くもの−副作用のない輸血を求めて(第2弾) 石田 明
FORUM
子育て中の学会参加(3) 病理医の視点から−日本病理学会の取り組みとともに 種田積子・廣井敦子
次号の特集予告
電子版の購入
以下のウェブサイトで論文単位の購入が可能です.
※リンク先は医歯薬出版株式会社のウェブサイトではありません.利用方法等は各ウェブサイトへお問い合わせください.