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266巻2号 2018年7月14日
自動車を運転する患者のために
はじめに
自動車は買い物,通勤・通学,あるいは通院といった日常生活に利用されるゆえ,自動車を運転することは生活の一環である.また,わが国では超高齢化が進んでおり,2050 年には65 歳以上の割合が人口の39.6%になり,15〜64 歳の生産年齢の割合は51.8%に下がると推計されている.したがって,わが国の社会をこの生産年齢人口だけで支えることは困難である.高齢者が自動車を運転することは,単なる移動手段としてのみならず,運送業界をはじめとした経済における大きな役割を果たすことになる.
医師法第23 条で,「医師は診察した本人等に対し,療養の方法等必要な事項の指導をしなければならない」と規定されている.すなわち,日常診療において患者の生活背景を考慮したさまざまな療養指導を行う義務がある.自動車の運転は複雑な認知・判断・運動能力を要する.適切な運転能力に欠ける人が自動車を運転することは,事故を誘発することにもなる.したがって,社会の安全を守り,公衆衛生の向上に努めるためには,患者の自動車運転に関して適切な療養指導を行う必要がある.すなわち,自動車運転の可否を助言するだけでなく,自動車運転を前提とした健康管理,患者の状態に応じた運転中の注意などを行うことである.
このような療養指導を行ううえでは,自動車の運転と健康状態についての知識が必要である.本特集では,実地医家の方々が自らの患者に対して効果的な助言を行うことができるよう,各分野のエッセンスを集約した.法律による制約があるなかで,患者が社会により参加できるような機会を保つ工夫も求められる.さまざまな疾患でなんらかの障害があっても,その障害を補うべく自身の工夫や装置の導入で運転能力が維持されればよいのである.医療従事者は傷病の管理を行うことはもちろんのこと,なんらかの機能が低下している人にどのような支援を行えば運転が可能になるかを考えることも求められよう.
目 次
■
運転者の健康状態と自動車運転免許制度……
馬塲美年子
■
プライマリケアにおける自動車運転の注意……森口真吾・
一杉正仁
■
認知機能と自動車運転……斎藤直宏・他
■
脳卒中・脳外傷者に対する自動車運転の指導……
渡邉修
■
脳神経疾患と自動車運転……野元正弘
■
女性ドライバーに対する安全な運転のための保健指導……花原恭子・立岡弓子
■
安全な自動車運転を考慮した服薬指導……木津純子
TOPICS
【神経内科学】
パーキンソン病・パンデミック……下畑享良
227巻6号 2008年11月8日号 Alzheimer病:オリゴマー仮説 梅田知宙・森啓……483
227巻7号 2008年11月15日号 わが国におけるプリオン病の現状 水澤英洋……551
227巻8号 2008年11月22日号 PRoFESS試験 末田芳雅・松本昌泰……628
228巻11号 2009年3月14日号 プロテアソーム活性阻害による細胞保護作用 泉安彦・赤池昭紀……1125
229巻2号 2009年4月11日号 神経変性疾患に伴う睡眠・覚醒調節異常 香月博志……167
229巻8号 2009年5月23日号 失語症――左脳と右脳の役割 遠藤邦彦……645
230巻8号 2009年8月22日号 局所脳虚血に対する脳低温療法とトランスレーショナル・リサーチ 下畑享良……555
233巻8号 2010年5月22日号 ゲノムワイド関連解析によるパーキンソン病リスク遺伝子の同定 戸田達史・佐竹渉……640
237巻11号 2011年6月11日号 CKDと脳血管障害 細見直永・松本昌泰……1072
237巻12号 2011年6月18日号 家族性ウェルニッケ類似脳症におけるチアミントランスポーターの遺伝子変異 宮嶋裕明……1132
238巻3号 2011年7月16日号 高感度異常型プリオン蛋白増幅法技術の開発――クロイツフェルト・ヤコブ病の生前確定診断への応用 新竜一郎……271
238巻11号 2011年9月10日号 パーキンソン病関連認知症の新しいメカニズム 藤田雅代・橋本款……1079
239巻11号 2011年12月10日号 Neurovascular unit――その10年 橋愼一……1132
239巻12号 2011年12月24日号 多系統萎縮症の新しい発症メカニズム 佐々木秀直・江見充……1216
240巻6号 2012年2月11日号 視神経脊髄炎(NMO)における自己抗体産生細胞 千原典夫・山村隆……534
241巻6号 2012年5月12日号 神経変性疾患病因蛋白質の伝播 長谷川成人……469
242巻8号 2012年8月25日号 Alzheimer病危険因子としての耐糖能異常 岩城徹……604
242巻8号 2012年8月25日号 ARIA――Alzheimer病を対象とした臨床試験で観察された特徴的な脳MRI所見 藤本陽子・鈴木秀雄……605
243巻3号 2012年10月20日号 脳脊髄液タウ蛋白測定の認知症診断への適応と保険収載 荒井啓行・古川勝敏……247
243巻4号 2012年10月27日号 進むFahr病の病態解明 保住功……323
245巻11号 2013年6月15日号 Alzheimer病発症に抵抗性のAPP遺伝子変異 井原涼子・岩田淳……957
247巻6号 2013年11月9日号 片頭痛治療薬ナラトリプタンによる運動ニューロン変性の抑制 勝野雅央・他……566
247巻12号 2013年12月28日号 オプチニューリン機能異常を基盤としたALSの発症機序 伊東秀文・川上秀史……1248
248巻4号 2014年1月25日号 HMSN(遺伝性運動感覚ニューロパチー)の新規遺伝子同定 石浦浩之……285
249巻6号 2014年5月10日号
13
C呼気試験法を用いた神経筋変性疾患の上部消化管機能検査 田中優司……554
249巻7号 2014年5月17日号 Stiff-person症候群に対する新しい治療の試み 中根俊成……625
250巻2号 2014年7月12日号 レストレスレッグス症候群の診断と治療 鈴木圭輔・平田幸一……148
250巻4号 2014年7月26日号 パーキンソン病の細胞治療 林拓也……290
250巻7号 2014年8月16日号 TDP-43の神経細胞間伝播 野中隆……513
250巻13号 2014年9月27日号 脳内バゾプレシンは時差ボケの原因か 山口賀章・岡村均……1195
251巻4号 2014年10月25日号 転写因子NF-Y欠損によるあらたな神経変性病態――小胞体への異常蛋白質蓄積 山中智行・貫名信行……317
253巻3号 2015年4月18日号 視神経脊髄炎の診断と治療の進歩 大橋高志……250
254巻3号 2015年7月18日号 新規抗てんかん薬は,てんかん治療の何を変えたか? 久保田有一・川俣貴一……229
255巻11号 2015年12月12日号 パーキンソン病の新しい原因遺伝子
CHCHD2
の発見 舩山学・服部信孝……1120
256巻11号 2016年3月12日号 脳卒中領域における抗凝固療法の進歩 口剛・矢坂正弘……1159
257巻4号 2016年4月23日号 家族性自律神経失調症の治療薬候補 大江賢治・萩原正敏……318
257巻7号 2016年5月14日号 体内時計の中枢を制御するオーファンGPCRの同定 土居雅夫・岡村均……790
258巻2号 2016年7月9日号 アストロサイトにおけるD-セリンの産生調節 相磯貞和……171
258巻3号 2016年7月16日号 Alzheimer病神経細胞死の新たなターゲット分子Na
+
,K
+
-ATPaseポンプのα3サブユニット 星美奈子……247
259巻3号 2016年10月15日号 Preclinical ADのtrial ready cohortの設立の重要性 岩田淳……262
261巻9号 2017年5月27日号 Parkinson病の新規治療法――ネクジンによる神経細胞死の抑制 安田徹・望月秀樹……894
264巻2号 2018年1月13日号 神経疾患における髄液自然抗体とその役割 木村暁夫・犬塚貴……178
264巻10号 2018年3月10日号 神経変性におけるDNAメチル化 間野かがり・他……912
265巻3号 2018年4月21日号 ニボルマブと重症筋無力症 鈴木重明……223
266巻2号 2018年7月14日号 パーキンソン病・パンデミック 下畑享良……165
266巻3号 2018年7月21日号 リン酸化タウ蛋白の超高感度定量システムの開発――Alzheimer病の脳病理を診断する血液バイオマーカーとしての有用性 徳田隆彦……233
266巻4号 2018年7月28日号 脳アミロイドアンギオパチーの新規病態関連分子SRPX1 井上泰輝・植田光晴……295
267巻3号 2018年10月20日号 髄鞘の画像診断 久冨木原健二・中原仁……238
267巻8号 2018年11月24日号 Alzheimer病のエピジェネティクス 間野達雄・岩田淳……612
267巻10号 2018年12月8日号 多系統萎縮症はプリオン病か? 下畑享良……782
268巻7号 2019年2月16日号 Alzheimer病の脳内アミロイド病変を捉える高精度血液バイオマーカー 中村昭範……588
268巻11号 2019年3月16日号 冠動脈攣縮に対する腎交感神経除神経術 松本泰治・他……937
269巻11号 2019年6月15日号 アルツハイマー病疾患修飾薬治験の現況とGlobal Alzheimer's Platform Network (GAP-Net) 鈴木一詩……872
270巻8号 2019年8月24日号 Lewy小体病早期症状としてのレム睡眠行動障害 皆川栄子……639
271巻2号 2019年10月12日号 特定の虫歯菌(Cnm陽性ミュータンス菌)を保有する人は脳出血リスクが上昇する 猪原匡史……202
271巻7号 2019年11月16日号 αシヌクレインのプリオン様作用 寺田真・玉岡晃……668
271巻8号 2019年11月23日号 自己免疫性GFAPアストロサイトパチー 木村暁夫・他……724
【救急・集中治療医学】
固定翼機による搬送の展望……浅井康文・目黒順一
229巻6号 2009年5月9日号 人工肝補助療法としてのオンラインHDF 荒田慎寿……496
233巻2号 2010年4月10日号 次世代の挿管器具,エアウェイスコープ® 鈴木昭広……189
236巻2号 2011年1月8日号 細菌性敗血症とプロカルシトニン 久志本成樹……148
237巻4号 2011年4月23日号 急性腎傷害の分類 内野滋彦……315
249巻11号 2014年6月14日号 ARDSの新しい定義:ベルリン定義 吉山勇樹・橋本悟……1196
257巻8号 2016年5月21日号 救急脳波による非痙攣性てんかん重積の検出 中本英俊・久保田有一……876
260巻6号 2017年2月11日号 敗血症診療のあらたな展開 久志本成樹・入野田崇……535
263巻3号 2017年10月21日号 減圧障害――診断と治療で何が変わったか 合志清隆・他……261
266巻2号 2018年7月14日号 固定翼機による搬送の展望 浅井康文・目黒順一……166
266巻11号 2018年9月15日号 カフェイン中毒──カフェインを含有する錠剤を規制すべきである 上條吉人……867
271巻6号 2019年11月9日号 敗血症治療に対する核酸医薬開発と課題 船橋嘉夫……610
【呼吸器内科学】
Pleuroparenchymal fibroelastosis(PPFE)の病態……渡辺憲太朗
233巻4号 2010年4月24日号 気道リモデリングのメカニズム 小林哲・竹井謙之……315
233巻11号 2010年6月12日号 喫煙者は10歳,喫煙中止しても5歳肺年齢が劣る 和田高士……1107
237巻11号 2011年6月11日号 COPDに対するSABAのassist use 藤本圭作……1074
238巻9号 2011年8月27日号 COPDのバルブによる内視鏡的肺容量減少術 宮澤輝臣……863
238巻12号 2011年9月17日号 肺気腫合併肺線維症 金澤實……1139
238巻13号 2011年9月24日号 Multiplex PCRを用いた呼吸器感染症診断 知花和行・石井芳樹……1223
242巻2号 2012年7月14日号 リンパ脈管筋腫症関連疾患に対するmTOR阻害剤を用いた新たな分子標的治療 井上義一……200
244巻10号 2013年3月9日号 HSP70と肺線維症 水島徹……929
245巻12号 2013年6月22日号 特発性肺線維症(IPF)におけるオートファジーの役割 原弘道・他……1031
245巻12号 2013年6月22日号 肺線維症におけるfibrocyteの役割 青野純典・他……1032
246巻2号 2013年7月13日号 間質性肺炎急性増悪に対するPMX療法 阿部信二……189
248巻4号 2014年1月25日号 T細胞特異的転写因子の発現バランスがアレルギー性気道炎症のフェノタイプを規定する 阿野哲士・他……286
249巻3号 2014年4月19日号 GM-CSFによる自己免疫性肺胞蛋白症の治療――分子病態の解明から治療への軌跡 新井徹・井上義一……266
252巻2号 2015年1月10日号 閉塞性睡眠時無呼吸と非アルコール性脂肪肝疾患 外山善朗・陳和夫……197
254巻2号 2015年7月11日号 ネーザルハイフロー療法:新しい酸素療法 永田一真・富井啓介……175
260巻2号 2017年1月14日号 慢性閉塞性肺疾患(COPD)とmicrobiome 友田恒一……169
260巻6号 2017年2月11日号 炎症性呼吸器疾患バイオマーカーとしてのエクソソームの意義 山田充啓……533
260巻12号 2017年3月25日号 自己免疫性肺胞蛋白症に対するGM-CSF吸入療法 中田光……1062
264巻3号 2018年1月20日号 粘液貯留を呈する新規の慢性閉塞性肺疾患 (COPD) モデルマウス 首藤剛……257
265巻8号 2018年5月26日号 特発性間質性肺炎のレジストリー研究のすすめ 奥田良・小倉高志……676
266巻2号 2018年7月14日号 Pleuroparenchymal fibroelastosis(PPFE)の病態 渡辺憲太朗……167
268巻10号 2019年3月9日号 第3の人工呼吸:ハイフローセラピー(高流量鼻カニュラ酸素療法) 富井啓介……867
268巻11号 2019年3月16日号 呼吸器疾患に対するクライオバイオプシー 馬場智尚……935
270巻4号 2019年7月27日号 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態における好塩基球の役割 柴田翔・烏山一……356
連載
【Sustainable Developmentを目指した予防医学】
13.出生コホート研究――子どもたちの健康を守る環境づくりのために……山本緑
264巻10号 2018年3月10日号 はじめに 森千里……921
264巻10号 2018年3月10日号 1.高齢者と予防医学I:個人レベルの社会環境要因へのアプローチ 亀田義人・近藤克則……923
264巻11号 2018年3月17日号 2.高齢者と予防医学II: 地域レベルの社会環境要因へのアプローチ 辻大士・近藤克則……998
264巻12号 2018年3月24日号 3.複合的観点からみた糖尿病の予防医学 櫻井健一……1069
265巻2号 2018年4月14日号 4.アレルギーと予防医学 下条直樹……170
265巻3号 2018年4月21日号 5.食物由来の化学物質曝露とそのコントロール 江口哲史……239
265巻4号 2018年4月28日号 6.ロコモティブシンドロームと予防医学の現状 佐粧孝久……303
265巻6号 2018年5月12日号 7.運動器検診と小児運動器疾患の予防 赤木龍一郎・佐粧孝久……529
265巻7号 2018年5月19日号 8.医療情報と予防医学 藤田伸輔……602
265巻8号 2018年5月26日号 9.発達障害診断の増加は予防を考えうるのか? 松澤大輔……680
265巻10号 2018年6月9日号 10.室内空気質由来の化学物質健康障害と環境改善型予防医学 中岡宏子……895
265巻11号 2018年6月16日号 11.疾患の遺伝要因と予防医学 羽田明……968
265巻12号 2018年6月23日号 12.周産期領域と予防医学 長田久夫……1036
266巻2号 2018年7月14日号 13.出生コホート研究――子どもたちの健康を守る環境づくりのために 山本緑……169
266巻3号 2018年7月21日号 14.PacBioRSIIを用いたインターフェロンフリー療法無効症例の原因となった変異の検出法――ダクラタスビル+アスナプレビルを例として 関根章博・他……237
266巻4号 2018年7月28日号 15.正確なサンガ法を行うために 関根章博・他……298
266巻7号 2018年8月18日号 16.ケミレスタウン・プロジェクト フェーズIII――住宅のイノベーションを目指した取組み 鈴木規道……547
266巻8号 2018年8月25日号 17. Sustainable Developmentと予防医学:WHOの動向 戸恵美子……613
266巻10号 2018年9月8日号 18.環境と子どもの健康に関する予防医学:WHOの動向 戸恵美子……799
266巻11号 2018年9月15日号 19.健康とまちづくりI:住空間デザインの可能性 花里真道……869
266巻12号 2018年9月22日号 20.健康とまちづくりII:公共空間・地域デザインの可能性 花里真道……940
【移行期医療──成人に達する/達した患者への医療】
6.先天性心疾患および川崎病患者と移行期医療……丹羽公一郎
265巻7号 2018年5月19日号 はじめに 五十嵐隆……607
265巻7号 2018年5月19日号 1.小児慢性疾患患者の移行期医療の課題 五十嵐隆……609
265巻8号 2018年5月26日号 2.成人への移行支援プログラム――小児科から成人科への移行を支援する 石ア優子……687
265巻10号 2018年6月9日号 3.小児慢性特定疾患児童成人移行期支援モデル事業 井田博幸……901
265巻11号 2018年6月16日号 4.低出生体重児の移行期医療 河野由美……974
265巻12号 2018年6月23日号 5. 小児がん 加藤元博……1042
266巻2号 2018年7月14日号 6.先天性心疾患および川崎病患者と移行期医療 丹羽公一郎……175
266巻3号 2018年7月21日号 7.原発性免疫不全症の全生涯診療──希少疾患の診療体制構築 森尾友宏……243
266巻4号 2018年7月28日号 8.小児内分泌疾患 天野直子・長谷川奉延……304
266巻7号 2018年8月18日号 9.小児腎疾患における移行期医療の実際──ネフローゼ症候群と慢性腎炎患者の移行 川崎幸彦……555
266巻8号 2018年8月25日号 10.小児リウマチ・自己免疫疾患・自己炎症疾患 宮前多佳子・井上祐三朗……619
266巻10号 2018年9月8日号 11.小児消化器疾患 清水俊明・大塚宜一……805
266巻11号 2018年9月15日号 12.染色体異常症の移行期医療 島袋林秀・青木美紀子……875
266巻12号 2018年9月22日号 13.発達障害と成人への移行支援 平岩幹男……946
267巻2号 2018年10月13日号 14.小児外科疾患における移行期医療 黒田達夫……159
267巻3号 2018年10月20日号 15.小児神経疾患・筋疾患 三牧正和……240
267巻4号 2018年10月27日号 16.小児アレルギー疾患の移行期医療──患者・家族に最善の医療 成田雅美・大矢幸弘……305
267巻6号 2018年11月10日号 17.移行期医療を受け止める子ども達を考える 小林信秋……475
フォーラム
【Choosing Wiselyキャンペーンとは】
10.感染症診療のChoosing Wisely……忽那賢志
265巻2号 2018年4月14日号 1.Choosing Wiselyキャンペーンは何をめざしているか――序に代えて 小泉俊三……177
265巻3号 2018年4月21日号 2.日本のChoosing Wisely 徳田安春……243
265巻4号 2018年4月28日号 3.Choosing WiselyとHigh Value Care――価値に基づいた医療へのACPの取組み 上野文昭……310
265巻6号 2018年5月12日号 4.Choosing Wiselyと診療ガイドライン:Mindsの役割 山口直人……536
265巻7号 2018年5月19日号 5.Polypharmacy序論:オーストラリアNPS MedicineWiseの取組みとCW 山本美智子……614
265巻8号 2018年5月26日号 6.Polypharmacy1:病院のポリファーマシー外来 矢吹拓……693
265巻10号 2018年6月9日号 7.Polypharmacy2:診療所でのポリファーマシー対策 北和也……907
265巻11号 2018年6月16日号 8.患者・市民の立場から1:「5つの質問」を対話のきっかけに 北澤京子……979
265巻12号 2018年6月23日号 9.患者・市民の立場から2:“賢い患者”をめざして28年目の活動 山口育子……1048
266巻2号 2018年7月14日号 10.感染症診療のChoosing Wisely 忽那賢志……181
266巻3号 2018年7月21日号 11.画像検査のChoosing Wisely 隈丸加奈子……251
266巻4号 2018年7月28日号 12.インターネット時代のヘルス・リテラシー──メディカルノートにおけるChoosing Wiselyを啓発するための取組み 井上祥……310
266巻7号 2018年8月18日号 13.医学生・研修医によるChoosing Wiselyのうねり──当たり前を問い直す 荘子万能……562
266巻8号 2018年8月25日号 14.EBMの立場からみたCW:Choosing Wisely
®
はどれだけ役に立っているのか 南郷栄秀……626
266巻10号 2018年9月8日号 15.世界に拡がるChoosing Wisely キャンペーン:医療における過剰使用問題の解決に向けた共通の取組み Karen Born・Wendy Levinson……811
【パリから見えるこの世界】
70.静寂と沈黙の時間,あるいは自己を自己たらしめるもの……矢倉英隆
240巻6号 2012年2月11日号 1.科学から哲学,あるいは人類の遺産に分け入る旅 矢倉英隆……549
240巻10号 2012年3月10日号 2.自然免疫,あるいはイリヤ・メチニコフとジュール・ホフマン 矢倉英隆……873
241巻2号 2012年4月14日号 3. モンペリエの生気論者ポール・ジョゼフ・バルテ,あるいは過去が漂う世界 矢倉英隆……171
241巻6号 2012年5月12日号 4.フランスの大学で哲学教育を受け,文化に根差すということを考える 矢倉英隆……486
241巻10号 2012年6月9日号 5.フィリップ・クリルスキー教授とともに専門と責任の関係を考える 矢倉英隆……802
242巻2号 2012年7月14日号 6.クラーク精神から近代科学の受容の背後にあるものを考える 矢倉英隆……213
242巻6号 2012年8月11日号 7.ニールス・イェルネというヨーロッパの哲学的科学者から見えてくるもの 矢倉英隆……559
242巻10号 2012年9月8日号 8.フランソワ・ジャコブという存在,あるいは科学は哲学に行き着くのか 矢倉英隆……832
243巻2号 2012年10月13日号 9.ルドヴィク・フレックという辺境の哲学的医学者と科学社会学 矢倉英隆……203
243巻6号 2012年11月10日号 10.エルンスト・マイヤーとシーウォル・ライトというセンテナリアン,あるいは100歳からものを観る 矢倉英隆……551
243巻10号 2012年12月8日号 11.ダーウィンのパンゲン説、あるいは科学が求める説明 矢倉英隆……929
244巻2号 2013年1月12日号 12.初めて知る「世界哲学デー」で哲学教育を考える 矢倉英隆……196
244巻6号 2013年2月9日号 13.21世紀の科学、あるいは新しい「知のエティック」 矢倉英隆……572
244巻10号 2013年3月9日号 14.森鴎外とパウル・エールリッヒを結ぶもの 矢倉英隆……944
245巻2号 2013年4月13日号 15.「水の記憶」の科学者ジャック・バンヴェニストとリュック・モンタニエ 矢倉英隆……203
245巻6号 2013年5月11日号 16.修道僧にして哲学者,科学者のジョルダーノ・ブルーノ,その壮大な宇宙 矢倉英隆……541
245巻10号 2013年6月8日号 17.アリストテレスのエネルゲイア、あるいはジュリアン・バーバーの時間 矢倉英隆……895
246巻2号 2013年7月13日号 18.ペスト菌発見者アレクサンドル・イェルサンという人生と北里柴三郎 矢倉英隆……201
246巻6号 2013年8月17日号 19.リチャード・ロバーツ卿の考える科学、そして黒澤和教授のこと 矢倉英隆……522
246巻11号 2013年9月14日号 20.ネガティブ・ケイパビリティ、あるいは不確実さの中に居続ける力 矢倉英隆……989
247巻2号 2013年10月12日号 21.17世紀の科学から豊穣と悦びのオランダの旅へ 矢倉英隆……213
247巻6号 2013年11月9日号 22.デン・ハーグでエッシャーを発見,そしてスピノザの世界を想う 矢倉英隆……577
247巻11号 2013年12月14日号 23.イスラエルでラマルクと進化を考える 矢倉英隆……1193
248巻2号 2014年1月11日号 24.後世はラマルクの復讐をしたのか、そして初めてのイスラエル 矢倉英隆……174
248巻6号 2014年2月8日号 25.2013年,パリ,ロスコフ,ニューヨークで医学の哲学を考え始める 矢倉英隆……491
248巻10号 2014年3月8日号 26.クリスチャン・ド・デューブという科学者,あるいは「知的誠実さ」という価値 矢倉英隆……811
249巻2号 2014年4月12日号 27.生命か自由か、あるいは尊厳ある生の終わり方 矢倉英隆……202
249巻6号 2014年5月10日号 28.久し振りのマンハッタンで生物意味論の世界を覗き、科学と哲学の関係を再考する 矢倉英隆……565
249巻11号 2014年6月14日号 29.風光明媚なブルターニュで,医学と人間の生における時間を考える 矢倉英隆……1211
250巻2号 2014年7月12日号 30.アトピーと哲学、そしてモンテーニュが試みたこと 矢倉英隆……165
250巻7号 2014年8月16日号 31.倫理と道徳,そして医学教育における人文・社会科学を考える 矢倉英隆……529
250巻11号 2014年9月13日号 32.国境の町リールで,「科学の形而上学化」について再考する 矢倉英隆……1063
251巻2号 2014年10月11日号 33.目的論は本当に科学の厄介者なのか、あるいは目的は最後に現れる 矢倉英隆……199
251巻6号 2014年11月8日号 34.ジョルジュ・カンギレムの考えた治癒,あるいはこの生への信頼 矢倉英隆……525
251巻11号 2014年12月13日号 35.国立自然史博物館で,「生命を定義する」ということを考える 矢倉英隆……1099
252巻2号 2015年1月10日号 36.記憶の中の探索、あるいは「考える」という精神運動 矢倉英隆……209
252巻7号 2015年2月14日号 37.「魂の医者」エピクロス:その哲学と生き方 矢倉英隆……835
255巻7号 2015年11月14日号 38.記憶のクラススイッチ,あるいは「出来事」から創造へ 矢倉英隆……787
255巻11号 2015年12月12日号 39.「わたしの真理」への道,あるいは人類の遺産と共に考える 矢倉英隆……1140
256巻2号 2016年1月9日号 40.デフォルト・モード・ネットワーク,あるいはぼんやりすることの意味 矢倉英隆……178
256巻7号 2016年2月13日号 41.哲学的感情,あるいは世界の全体をどこに見るのか 矢倉英隆……847
256巻11号 2016年3月12日号 42.「姿ハ似セガタク,意ハ似セ易シ」,あるいは科学の言葉 矢倉英隆……1179
257巻2号 2016年4月9日号 43.ピエール・アドー,あるいは「哲学への改宗」 矢倉英隆……193
257巻7号 2016年5月14日号 44.外国語との付き合い,あるいはなぜ外国語を学ぶのか? 矢倉英隆……803
257巻11号 2016年6月11日号 45.作るのではなく,生まれいずるのを待つ,そしてネガティブ・ケイパビリティ再び 矢倉英隆……1187
258巻2号 2016年7月9日号 46.「意識の第三層」,あるいはパスカルの「気晴らし」 矢倉英隆……185
258巻8号 2016年8月20日号 47.ドーバー海峡が分けるもの,あるいは分析哲学と大陸哲学 矢倉英隆……815
258巻11号 2016年9月10日号 48.オーギュスト・コントの人類教,あるいは「科学の形而上学化」の精神 矢倉英隆……1085
259巻2号 2016年10月8日号 49.スートゥナンス,そして学生であるということ 矢倉英隆……205
259巻7号 2016年11月12日号 50.新しい町トゥールで始まる研究生活,そして広がり繋がる空間 矢倉英隆……811
259巻11号 2016年12月10日号 51.ディオゲネス,あるいは「率直に語る」ということ 矢倉英隆……1168
260巻2号 2017年1月14日号 52.文化としての科学,あるいは「科学の形而上学化」の実践 矢倉英隆……187
260巻6号 2017年2月11日号 53.トルストイの生命論,科学批判,人生観,そしてメチニコフ再び 矢倉英隆……550
260巻10号 2017年3月11日号 54.植物という存在,あるいは観るということ 矢倉英隆……934
261巻2号 2017年4月8日号 55.オーガニズム,あるいは「あなたの見方を変えなければなりません」 矢倉英隆……204
261巻7号 2017年5月13日号 56.「自己の中の他者」,あるいは自由人葛飾北斎とルネサンスマン平田篤胤 矢倉英隆……778
261巻11号 2017年6月10日号 57.現代フランスにおける「生の哲学」,そして哲学すべき状況とは? 矢倉英隆……1123
262巻2号 2017年7月8日号 58.文明と文化,そしてそこから見える科学 矢倉英隆……190
262巻8号 2017年8月19日号 59.エピクテトスとマルクス・アウレリウス,そして現代に生きるストア哲学 矢倉英隆……750
262巻11号 2017年9月9日号 60.瞑想とフランス生活,そしてその効果を想像する 矢倉英隆……1061
263巻2号 2017年10月14日号 61.マルセル・コンシュ,あるいは哲学者の生活 矢倉英隆……211
263巻6号 2017年11月11日号 62.絶対的真理への道,その第一歩はあらゆる生の経験を意識することか 矢倉英隆……551
263巻10号 2017年12月9日号 63.エルンスト・ヘッケル,あるいは一元論的知,倫理,美の探究 矢倉英隆……886
264巻2号 2018年1月13日号 64.啓蒙主義と反啓蒙主義,あるいは我々を分断するもの 矢倉英隆……202
264巻6号 2018年2月10日号 65.瞑想生活から省察生活へ,あるいは新しい内的均衡への移行 矢倉英隆……562
264巻10号 2018年3月10日号 66.プラトンの『パイドン』,あるいは魂の永遠を考える 矢倉英隆……930
265巻2号 2018年4月14日号 67.パウル・カンメラーとウィリアム・サマリン,あるいは科学を歪めるもの 矢倉英隆……182
265巻6号 2018年5月12日号 68.翻訳という作業,あるいはエドゥアール・グリッサンという作家 矢倉英隆……539
265巻10号 2018年6月9日号 69.ハンス・ゲオルク・ガダマー,あるいは対話すること,理解すること 矢倉英隆……911
266巻2号 2018年7月14日号 70.静寂と沈黙の時間,あるいは自己を自己たらしめるもの 矢倉英隆……184
266巻10号 2018年9月8日号 71.最初の外科医アンブロワーズ・パレ,あるいは癒しの哲学と驚くべき活力 矢倉英隆……815
267巻2号 2018年10月13日号 72.反骨の医者パラケルスス,その自然哲学と錬金術 矢倉英隆……176
267巻6号 2018年11月10日号 73.風土と人間,あるいは土地を選ぶということ 矢倉英隆……488
267巻10号 2018年12月8日号 74.ハイデッガーによる「テクネー」,あるいは技術から現代を考える 矢倉英隆……800
268巻2号 2019年1月12日号 75.シンポジウム「医学における人間」で,現代医学の課題を考える 矢倉英隆……166
268巻6号 2019年2月9日号 76.日常性と精神性のバランス,あるいはいま蘇るべき古代哲学の伝統 矢倉英隆……536
268巻10号 2019年3月9日号 77.病気とコスモポリタニズム,あるいは生の規範の作り変え 矢倉英隆……884
269巻2号 2019年4月13日号 78.CRISPR-Cas,あるいは免疫系と神経系を結ぶもの 矢倉英隆……179
269巻6号 2019年5月11日号 79.CRISPR-Cas,あるいは「獲得形質の遺伝」を再考する 矢倉英隆……506
269巻10号 2019年6月8日号 80.科学とメタファー,あるいはプラトンにとっての医学 矢倉英隆……830
270巻2号 2019年7月13日号 81.ハイデッガーによる人間存在,あるいは「真の人間に成る」とは 矢倉英隆……211
270巻7号 2019年8月17日号 82.エドワード・O・ウィルソン,あるいは生物界における利他主義 矢倉英隆……586
270巻11号 2019年9月14日号 83.リュシアン・ジェルファニョン,あるいは「古代に生きる」ということ 矢倉英隆……1099
271巻2号 2019年10月12日号 84.哲学者ミシェル・セール,あるいは「橋を架ける」ということ 矢倉英隆……226
271巻6号 2019年11月9日号 85.生物における情報の流れ,あるいは情報の定義は可能なのか 矢倉英隆……625
266巻2号 2018年7月14日
週刊(B5判,70頁)
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