やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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医学のあゆみ
297巻11号
ワンヘルス・ワンワールド 人・動物・環境の相互連関が医療に与えるインパクト

定価 1,705円 (本体 1,550円+税10%)
  • 総頁数:70頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2026年6月
  • 注文コード:929711
  • 雑誌コード:20472-6/13

内容紹介

・人獣共通感染症は世界的に大きな問題として認識されており,医学・獣医学・昆虫学など従来の学問領域の枠組みを超え,総合的に研究発展させていくことが求められている.
・2004年の「人と動物と野生動物の感染症に関する会議」においては“ワンヘルス・ワンワールド”が提唱され,大学でもワンヘルス・ワンワールドに対応する組織が作られるようになってきた.
・本特集では,ワンヘルス・ワンワールドへの取り組みや,ウイルス探索やワクチンをはじめとする人獣共通感染症の研究について,臨床から世界規模に至るまでを第一線で活躍する研究者達が概説する.

目次

特集 ワンヘルス・ワンワールド 人・動物・環境の相互連関が医療に与えるインパクト
 はじめに(長村文孝)
 東京大学ワンヘルス・ワンワールド連携研究機構の活動─地球観測を礎とした社会実装と“ワンヘルス・ワンワールド”の共創(竹内 渉)
 北海道大学One Healthリサーチセンターの活動紹介(堀内基広)
 ワンヘルス・ワンワールドの国際的な取り組み─現状,課題,そして未来(國井 修)
 気候変動と感染症の疫学(橋爪真弘)
 人獣共通感染症とウイルス探索─新興感染症に備えるためのアプローチ(渡辺登喜子)
 エマージングウイルス感染症の基礎研究とワクチンの開発(甲斐知惠子・他)
 ワンヘルスで取り組む重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の研究と医療展開(高橋 徹)
 エゾウイルスの発見と研究の展開(松野啓太)

TOPICS
 神経内科学 CIDP治療の現在と未来:免疫グロブリンから分子標的薬へ(水地智基・三澤園子)
 再生医学 マウスで効果が確認された慢性腎臓病に対する細胞療法(村田 幹・長船健二)

連載
医療にいかす行動経済学(16)
 認知症や軽度認知障害の人の意思決定と行動経済学(小川朝生)

知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(4)
 甲状腺超音波検査(志村浩己)

FORUM
 分子生物学の臨床応用 “分子“から“疾患・患者”へ(3) 心筋特異的ミオシン軽鎖キナーゼを標的としたmyotropeの開発(塚本 蔵)

 次号の特集予告