検査・診断から治療計画,実際の手技に至るまで一貫して患者の歯を守るための体系的かつ科学的な,根管治療のメソッド
内容紹介
「根管治療の本質は,感染源を的確に除去し,歯とその周囲組織に健全な環境を再構築することにあり,そのためには検査・診断に基づいた精緻な治療計画,解剖学的理解,無菌的操作の徹底といった基本原則を堅持する姿勢が不可欠となります」(序文より)
根管治療をさらに確かにする「考え方」「流れ」「実践」を包括的に結びつけたクリニカルメソッドを提示する本書が,多くの患者の歯を守る一助となります.
目次
CHAPTER 1 歯内療法における検査・診断
CHAPTER 2 無菌的処置環境の整備
CHAPTER 3 根管内細菌の減少または除去
CHAPTER 4 根管系の封鎖
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
長谷川智哉【はせがわともや】
2010年 朝日大学歯学部歯学科 卒業
2011年 朝日大学歯学部附属病院 臨床研修医 修了
2015年 朝日大学大学院歯学研究科歯学専攻 修了(歯学博士)
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科保存学分野 助教
2024年 朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科保存学分野 講師
2025年 医療法人鶴重会 いまえだ歯科 口腔外科・矯正歯科 勤務
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科保存学分野 非常勤講師