●動物介在療法の解りやすく解説した好評の入門図書!
内容紹介
動物がもつ癒しの効果を医療・福祉にどう生かしたらよいか
●動物介在療法(AAT,アニマル・アシステッド・セラピー)や動物介在活動(AAA,アニマル・アシステッド・アクティビティー)が成り立つのは「動物には人を癒す力がある」からにほかなりません.その効果を活用してリハビリテーションや心理療法,さらに治療の一環として計画的に役立てていくのが動物介在療法.
●動物介在療法はもちろん,レクリエーション的な動物介在活動によっても障害をもつ人たちの精神と身体に好影響を与えることについて,その基礎的理論,具体的な進め方・留意点などをわかりやすく解説.
●「動物福祉」と「癒し効果」を両立させながら利用者の主体性を引き出すためのリハビリテーションに不可欠な知識を,医療専門職・動物専門家両方の視点から総合的に整理した入門書です.
目次
第2章 なぜ動物なのか
第3章 動物の適性とは
第4章 「動物介在療法」「動物介在活動」のすすめかた
第5章 動物がもたらすリスクと留意点
第6章 課題と展望
第7章 おわりに
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
(50音順)
高柳友子 たかやなぎともこ
愛知医科大学卒業 内科医
1997年 日本介助犬アカデミーを設立,専務理事
厚生労働省「介助犬に関する検討会」「介助犬訓練基準に関する検討会」委員
横浜市立大学医学部附属病院リハビリテーション科
長谷川 元 はせがわもとし
1969年 作業療法免許取得
その後,関東労災病院
川崎市心身障害センター療育相談所
中部地域療育センター(所長)
れいんぼう川崎(在宅支援室長)
横浜リハビリテーション専門学校に勤務
水越美奈 みずこしみな
1990年 日本獣医畜産大学獣医学科卒業
その後,6年間,小動物臨床に従事
1998年よりP.E.T.S.行動コンサルテーションズで犬猫の問題行動治療を行う
(社)日本動物病院福祉協会認定家庭犬しつけインストラクター
優良家庭犬普及協会常任理事
米国デルタ協会アニマルエバリュエーター&日本盲導犬協会嘱託獣医師
2003年5月より国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所・特別研究員
山崎恵子 やまざきけいこ
国際基督教大学(ICU)人文学科卒業
優良家庭犬普及協会常任理事
日本介助犬アカデミー常任理事
米国デルタ協会認定インストラクター
ペット研究会「互」主宰
(医)雄心会山崎病院嘱託AATコーディネーター