やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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エビデンス習得のための
統計リテラシー
歯科医師のための医療統計学

定価 5,500円(本体 5,000円+税10%)
  • 総頁数:144頁 / カラー
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2020年7月
  • ISBN978-4-263-46162-4
  • 注文コード:461620

コロナ禍を経験した今だからこそ、医療統計学をUPDATEしよう
医療統計学の “基本のキ”を,楽しく明解に解説した一冊! 

内容紹介

●統計学的裏付けがあることをエビデンスという.
エビデンスという裏付けがある臨床をEBMという.
だから,EBM 実践者で統計学音痴はいない! 
●統計学の “基礎” を知ると,「臨床データの見方」「論文のポイント」が驚くほどよくわかる!

「序」より
2020 年ほど,検査の陽性,陰性に関心が集まった年はない.そう,新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴って,PCR 検査の結果に一喜一憂していた年である.
検査結果には常に偽物(偽陰性,偽陽性)が混入し,真実はデマやフェイクニュースで歪められる.何を信じればいいのかわからない国民は,専門家にエビデンスを求める.
もちろん,国民は「専門家の意見」が最もエビデンスレベルが低い,ということを知る由もない.
こんな最中に本書が上梓されるのは偶然ではないだろう.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約3.19MB)

目次

Chapter 1 事実はエラーをまとう
Chapter 2 正規と非正規
Chapter 3 真実はいずこに?
Chapter 4 p値って?
Chapter 5 有意差をめぐって
Chapter 6 いろんな検定てんこ盛り
Chapter 7 リスクとオッズの魔法使い
Chapter 8 検査の統計学 Part 1
Chapter 9 検査の統計学 Part 2
Chapter 10 “差“から“関係”へ
Chapter 11 論文の著者と読者
Chapter 12 研究スタイルとEBM
Chapter 13 二次研究という理論武装

書評

本書の書評をご覧いただけます!

書評:内藤 徹 先生 (『歯界展望』2020年11月号掲載 PDFファイル:約886KB)
書評:大月基弘 先生 (『デンタルハイジーン』2020年12月号掲載 PDFファイル:約541KB)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
山本浩正【やまもとひろまさ】
1960年 和歌山県に生まれる
1985年 大阪大学歯学部卒業後,O-N Dental Clinic(現 貴和会歯科診療所)に勤務
1987年 Institute for Advanced Dental Studiesにて研修
1989年 米国歯周病学会会員,JIADS常任講師(2003年退任)
1994年 山本歯科開設
1998年〜2002年 大阪大学大学院歯学研究科口腔分子免疫制御学講座
2006年〜PEC(Postgraduate Education Course)主宰
2007年 新潟大学歯学部非常勤講師
2009年〜2016年 大阪大学歯学部招聘教員

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山本浩正 著

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