ビジュアルに構成されたオールカラーの最新テキスト
内容紹介
●口腔病理学の著しい進歩や国際的なコンセンサスを反映した,歯学生のためのオールカラー版テキスト.
●より学習しやすいよう,ミニマム・エッセンシャルな内容を簡潔な表現で記載するとともに,模式図は可及的に多色刷りにし,カラーによる肉眼写真・組織像,X線写真を多用したビジュアルな構成のテキストです.
●重要な用語は「キーワード」として本文から抽出し,英文表記とともに記載.また各章の末尾には,国家試験出題基準を考慮した「まとめ」を付記した.豊富な索引は口腔病理学用語集として,また英和・和英辞典としても活用できる.
目次
第2章 歯の損傷および歯の沈着物と着色・変色(谷口邦久)
第3章 齲蝕(青葉孝昭)
第4章 象牙質・歯髓複合体の病変(下野正基)
第5章 根尖性歯周組織疾患(長谷川博雅)
第6章 辺縁歯周組織の病変(宮内睦美・田 隆)
第7章 歯科治療に伴う治癒の病理(下野正基)
第8章 インプラントの病理および歯の移植・再植(井上 孝)
第9章 顎口腔の発育異常(仙波伊知郎)
第10章 口腔粘膜疾患(朔 敬)
第11章 口腔癌・前癌病変(立川哲彦)
第12章 歯原性嚢胞(山本浩嗣)
第13章 非歯原性嚢胞(坂井英隆・清島 保)
第14章 歯原性腫瘍(武田泰典)
第15章 顎骨の非歯原性腫瘍と腫瘍様病変(豊澤 悟)
第16章 顎・顎関節の非腫瘍性病変(山崎 章)
第17章 口腔領域軟組織の腫瘍と腫瘍様病変(小宮山一雄)
第18章 唾液腺腫瘍(小川郁子・田 隆)
第19章 唾液腺の非腫瘍性病変(林 良夫)
第20章 免疫応答に関連した口腔病変(美島健二・斎藤一郎)
第21章 加齢に伴う口腔病変(橋本貞充)
第22章 全身性疾患と口腔病変(安彦善裕)
第23章 歯科医療と病理診断(田中陽一)
第24章 口腔領域に徴候をみる症候群(進藤正信)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
下野正基【しものまさき】
1970年 東京歯科大学卒業
1973年 東京歯科大学講師
1974〜76年 イタリア・ミラノ大学客員研究員
1976年 東京歯科大学助教授
1991年 東京歯科大学教授
田 隆【たかたたかし】
1978年 広島大学歯学部卒業
1984年 広島大学歯学部附属病院講師
1985〜86年 ハンブルグ大学病理学研究所客員講師
1993年 広島大学歯学部助教授
1995〜96年 ミシガン大学歯学部客員准教授
2001年 広島大学歯学部教授
2002年 広島大学大学院医歯薬学総合研究科教授