口腔生化学の草創期よりつづいてきた斯界のバイブル
内容紹介
●初版時に口腔生化学という学問の方向性を示したともいえる本書が,近年の分子生物学的な変化を取り入れ,5年ぶりに改訂.
●ポストゲノムの新時代に突入した今日,分子生物学,細胞生物学の進歩は著しいものがある.遺伝子組換え,クローニングなどのコラムを設けて,最新の知見・研究成果などをわかりやすく述べた.
●新国試ガイドライン,モデル・コア・カリキュラムなどに対応.章の冒頭には,章の要旨と獲得目標を章末にはみずから理解度を確認法できるチェック項目を設けることで,効果的な学習の助けとした.
目次
2章 骨と歯の形づくりの分子メカニズム(木崎治俊・須田立雄)
3章 結合組織の生化学(畑隆一郎・早川太郎)
4章 骨と歯に特有な有機成分(畑隆一郎・早川太郎)
5章 骨と歯の無機成分(畑隆一郎・早川太郎)
6章 硬組織の形成と吸収のしくみ(宇田川信之・須田立雄)
7章 石灰化の機構(宇田川信之・須田立雄)
8章 血清カルシウムの恒常性とその調節機構(宇田川信之・須田立雄)
9章 唾液の生化学(木崎治俊・早川太郎)
10章 プラーク(橋信博・早川太郎)
11章 齲蝕の生化学(橋信博・早川太郎)
12章 炎症と免疫(木崎治俊・須田立雄)
13章 歯周組織と歯周疾患のなりたち(木崎治俊・早川太郎)
14章 がんはどうしてできるか(木崎治俊・須田立雄)