内容紹介
高齢社会を迎え,より長くより快適に「咬める」状態を維持していくにはどうしたらよいか? 丹念に記録された臨床データを基に,欠損歯列をどう評価し,崩壊をくい止めるための処置方針をクリアに示した.
目次
1.難症例との遭遇
2.すれ違い咬合症例との出会い
3.すれ違い咬合症例の特徴と経過
4.少数歯残存症例はすれ違い咬合でも経過はよい
5.咬合支持が存在しても「難症例」だった症例
6.欠損歯列とエンドポイント
II.欠損歯列をどう分類するか
1.欠損歯列の分類法
2.歯数と咬合支持数から「咬合三角」へ
3.第Iエリア・少数歯欠損症例群
4.第IIエリア・Eichnerの分類が重要
5.第IIIエリア・難症例とその境界
6.第IVエリア・少数歯残存症例群
7.欠損様式とその他の要素
III.咬合欠陥と咬合回復
1.処置方針の決定因子
2.受圧条件と咬合回復の強固さと安定性
3.咬合支持の回復と過重負担
4.咬合支持の回復と加圧因子
5.咬合支持の回復と剪断力
6.咬合支持の臨床的評価
7.歯列の短縮
執筆者の関連書籍を探す場合は下に表示された名前をクリックしてください
宮地建夫 著