内容紹介
歯根破折について,原因,診断,対処はもとより,接着性レジンの活用による予防についても述べている.各章末には臨床例(全24症例)を提示し,章内容の考察を深めるとともに,臨床的対応の実際を具体的に解説.
目次
補弱の思想……1
1 歯根破折の原因……4
2 歯根破折の分類……13
3 歯根破折のメカニズム……25
4 歯根破折の診断……38
5 補綴と歯根破折……52
6 支台築造と歯根破折……66
7 根管治療と歯根破折……84
8 破折歯の保存……96
9 歯根破折と咬合……107
10 歯根破折の予防……116
あとがき(129)
索引(131)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
飯島国好
1946年 長野県に生まれる
1972年 日本歯科大学卒業
1974年 東京都大田区に開業
「基礎歯科臨床研究会」創設
1985年 「東京無名塾」を主宰
主な著書・論文
1)Extrusion--残根の挺出.現代の歯科臨床3 根管治療とその周辺(森 克栄編),225〜234,医歯薬出版,1980.
2)X線による歯髄診断--若年者の患者を中心に.日本歯科評論,488:135〜145,1983.
3)Biologic Width--歯と歯肉と歯槽骨の相対的関連性.現代の歯科臨床8 歯周治療(森 克栄・石井正敏編),61〜74,医歯薬出版,1985.
4)下野正基・飯島国好編集:治の病理--ペリオ・エンドの臨床のために.医歯薬出版,1988.〈分担執筆〉
5)下野正基・飯島国好編集:治の病理〈臨床編〉.第1巻 歯内療法--歯髄保存の限界を求めて.医歯薬出版,1993.〈分担執筆〉
6)下野正基・飯島国好編集:治の病理〈臨床編〉.第2巻 歯周治療--変容する臨床像への対応.医歯薬出版,1994.〈分担執筆〉
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飯島国好 著