患者さんのQOLを高め,口腔組織を守るために―
著者の豊富な臨床経験と最新のエビデンスに基づいたインプラント臨床の指針
内容紹介
●インプラント総合解説書として,ベストセラーとなっている“Ultimate Guide IMPLANTS”.そこで展開されているコンセプトをベースに,「基本症例編」が待望の刊行です!
●治療計画→埋入手術→治癒期間→補綴処置→メインテナンスという,インプラント治療の5つの主な局面(フェーズ)について冒頭で解説したうえで,上下顎単独歯欠損から,少数歯・多数歯欠損,無歯顎まで,バリエーションに富んだ基本症例において,臨床ステップをビジュアルかつ簡潔に解説しました.初心者でも手に取れるように治療の流れが理解できる構成となっています.
●どのような症例に対しても,包括的治療としてインプラントを臨床に応用するための考え方,テクニックが凝縮された,まさに“究極の臨床ガイド”です.
●インプラントの臨床応用には,なによりまず基礎的な技術と理論の会得が不可欠です.ぜひ“Ultimate Guide IMPLANTS”と併せてご活用ください.
目次
インプラント治療における臨床検査の意義(武田孝之)
インプラント治療における管理方法(渋谷 鉱)
インプラントのメインテナンス(大熊昌未)
上顎臼歯部単独歯欠損のインプラント治療(吉竹弘行)
上顎前歯部単独歯欠損のインプラント治療(荒垣一彦)
下顎前歯部単独歯欠損のインプラント治療(吉村治範)
下顎臼歯部単独歯欠損のインプラント治療(荒瀧友彦)
上顎前歯部複数歯欠損のインプラント治療(森田耕造)
上顎臼歯部複数歯欠損のインプラント治療(吉竹賢祐)
1回法(ノンサブマージド・タイプ)インプラントによる上顎臼歯部多数歯欠損のインプラント治療(梅原一浩)
下顎臼歯部少数歯欠損のインプラント治療(井上敬介)
歯周病による上下顎多数歯欠損に対するインプラント治療(工藤 求,西堀雅一)
固定式補綴物を用いた上顎無歯顎症例へのインプラント治療(白鳥清人)
オーバーデンチャーを用いた下顎無歯顎症例へのインプラント治療(小柳圭司)
磁性アタッチメントを用いた無歯顎症例へのインプラント治療(田中譲治)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
林 揚春【はやしよしはる】
1979年 日本大学松戸歯学部卒業
同 年 IDA(国際デンタルアカデミー)勤務
1983年 河津歯科医院勤務
1986年 優ビル歯科医院開設
2006年 日本大学客員教授
武田孝之【たけだたかゆき】
1980年 東京歯科大学卒業
1985年 同大学大学院修了(歯学博士)歯科補綴学第二講座助手
1986年 袖ヶ浦歯科医院勤務
1990年 武田歯科医院開業
2005年 東京歯科大学臨床教授