歯科用CTを有効に臨床応用するための,信頼のおける決定版ガイドブック!
内容紹介
●歯科用CTガイドブックの決定版.歯科用CTの利用にあたって知っておかなければならない解剖学や三次元画像の読像方法,被曝線量の考え方などの基礎知識,臨床での活用事例を15ステップで提示.
●歯科用CTの三次元画像を正しく診断するためには,CTの原理や偽像の存在,複雑な三次元解剖を十分理解しなければなりません.実際に,間違った画像診断による重大な医療事故も散見されます.
●本書では,CT画像を安全確実かつ有効に歯科医療に活用するための知識をわかりやすく整理するとともに,XYZの3面断層像の三次元的な空間的位置関係が理解できるように,多数の画像写真を収載.
●さらに,三次元的位置関係をよりクリアに理解するために,組み立てて活用するペーパーフィギュアを用意,またパソコンでXYZの断面を連続的に変化させて観察できるDVD−ROMも添付.
●歯界展望の好評連載“歯科臨床における三次元CT画像の有効活用”を再編した,歯科用CTの先駆的開発者である著者らによる「信頼のおける一冊」.
目次
ステップ2 危機管理とCT検査
ステップ3 CTと被曝の考え方 窶ALARAの原則
ステップ4 CTの画像の考え方 窶解像力・ノイズ・被曝線量
ステップ5 CT画像理解のための基礎知識
ステップ6 正しい距離をもとめるコツ
ステップ7 インプラント可能な安全領域(下顎臼歯部)
ステップ8 CT画像における下顎骨と歯の解剖
ステップ9 CT画像における上顎骨と歯の解剖
ステップ10 CT画像における上顎骨にみられる管(くだ)と上顎洞
ステップ11 インプラントにおける診断用ステントの重要性
ステップ12 臨床応用の実際
ステップ13 総まとめとガイドラインによる画像センターの運用
ステップ14 ペーパーフィギュア
ステップ15 付属DVD-ROM(画像診断体験プログラム)
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:武田孝之先生 (『歯界展望』2009年6月号掲載 PDFファイル:約138KB)