無歯顎補綴臨床の大切な勘どころが正しくやさしくわかる
内容紹介
●「成功するための臨床上の疑問点」について,また意外に見落とされている「ベーシックな疑問点」にもていねいに答えた,臨床ビギナー,研修医,学生には願ってもない無歯顎補綴臨床のための好適書.「臨床の大切な勘どころ」が正しくやさしくわかります!
●本書は「なぜそうするのか,その診療の場にベテラン歯科医師がいれば簡単に解決ができる問題も,ビギナーひとりしかいなければ自分自身で努力する以外に道はない.問題の解決ができないまま診療に当たることは,歯科医師にとっても,患者にとっても不幸なことである」という観点のもとに作られました.
●無歯顎補綴の全ステップを11章に分け,その問題点と対策をQ&A形式で整理し,臨床経験豊かな先生方にそれぞれ得意な分野を受け持っていただきました.無歯顎補綴臨床の入門書としてぜひご活用ください.
目次
第2章 印象採得時の問題点と対策(松本直之)
第3章 咬合採得時の問題点と対策(川口豊三)
第4章 模型装着と咬合器選択ならびに咬合器調節時の問題点と対策(小出 馨,佐藤利英,近藤敦子)
第5章 人工歯選択と排列時の問題点と対策(河野文昭,岡 謙次,大栗孝文)
第6章 歯肉形成とろう義歯試適時の問題点と対策(市川哲雄,永尾 寛,石川正俊)
第7章 レジン重合と義歯床研磨時の問題点と対策(清野和夫,山森徹雄)
第8章 咬合器再装着と咬合調整時の問題点と対策(清野和夫,山森徹雄)
第9章 義歯装着時の問題点と対策(細井紀雄,椎名順朗)
第10章 長期経過観察時の問題点と対策(平井敏博,越野 寿,池田和博)
第11章 特殊義歯の問題点と対策(市川哲雄,友竹偉則,蟹谷英生)
咬合器博物館
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
松本 直之
1931年 高知県に生まれる
1958年 東京医科歯科大学卒業
1964年 同大学講師
1969年 同大学助教授
1974年 オハイオ州立大学歯学部へ1年間留学
1977年 徳島大学歯学部教授
1986年 徳島大学歯学部付属病院長
1987年 徳島大学歯学部長
1989年 同上併任解除
1997年 徳島大学定年退官
徳島大学名誉教授
1997年 明倫短期大学教授
2002年 明倫短期大学定年退職
明倫短期大学名誉教授
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松本直之 編著