老化に伴う摂食嚥下障害を多角的に解説!
多職種医療スタッフ必読
あらゆる摂食嚥下障害のとらえ方・関わり方がわかる臨床で役立つ一冊!!
内容紹介
●「口からしっかり食べて栄養状態をよくする」ことを阻害する最大要因の1 つが摂食嚥下障害です.特に高齢者にとって,摂食嚥下障害がQOLとQODに与える影響は重大で,社会ならびに臨床現場において大きな問題となっています.
●本書では,ヒトの“老化”とは何か,それに伴って「口から食べる」機能にはどのような変化(低下)が生じるか,臨床および生活の場ではそれらにいかに対峙していくか――が,“老嚥”“オーラルサルコペニア”“オーラルフレイル”“口腔機能低下症”といった老化と口腔機能にかかわるキーワードとともにリンクして見えてきます.
●今日のトピックを映したコラム,本文脇に豊富に設けられた側注にも,現状の理解と臨床における考え方・実践に役立つ情報が満載です.
目次
Part 2 老化に伴う代表的要介護要因
Part 3 摂食嚥下障害・オーラルサルコペニアへの臨床現場での対応
Part 4 住み慣れた地域で口から食べて豊かな老後を
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
藤本篤士【ふじもとあつし】
1986年 北海道大学歯学部卒業
1990年 北海道大学大学院歯学研究科修了
1991年 北海道大学歯学部歯科補綴学第二講座 助手
1996年 札幌西円山病院 歯科 診療部長
糸田昌隆【いとだまさたか】
1988年 岐阜歯科大学(現朝日大学)歯学部卒業
1990年 大阪歯科大学歯科補綴学教室第二講座入局
2004年 大阪歯科大学専攻課程修了
わかくさ竜間リハビリテーション病院診療部 診療部長
2017年 大阪歯科大学医療保健学部口腔保健学科 教授
葛谷雅文【くずやまさふみ】
1983年 大阪医科大学卒業
1989年 名古屋大学大学院医学研究科(内科系老年医学)卒業
1991年 米国国立老化研究所 研究員
1999年 名古屋大学医学部附属病院(老年科)講師
2002年 名古屋大学大学院医学系研究科健康社会医学専攻発育・加齢医学講座(老年科学分野)助教授
2011年 名古屋大学大学院医学系研究科総合医学専攻発育・加齢医学講座(地域在宅医療学・老年科学分野)教授
2013年 名古屋大学医学部附属病院地域医療センター センター長(兼務)
2014年 名古屋大学未来社会創造機構 教授(兼務)
若林秀隆【わかばやしひでたか】
1995年 横浜市立大学医学部卒業
1997年 横浜市立大学医学部附属病院リハビリテーション科
1998年 横浜市総合リハビリテーションセンターリハビリテーション科
2000年 横浜市立脳血管医療センター(現・脳卒中神経脊椎センター)リハビリテーション科
2003年 済生会横浜市南部病院リハビリテーション科 医長
2008年 横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科
2017年 横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科 講師
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