内容紹介
●毎日といっていい程に,医療ミスが報じられるなかで,鍼灸医療における「安心と安全」の要因は,施術者,治療機材,施術所の環境等にあり,また,施術者については,医療人としての人間性と診療技術が要求されています.
●施術者が鍼灸診療で危機管理を徹底するには,施術者がその重要性を認識し,意識化することが基本です.本書は,I,II,IIIの3部構成で,内容は治療機材の安全対策および感染防止,刺鍼・施灸における安全対策,主要症状に対する適応の判断からなり,安全対策・相対禁忌・絶対禁忌などの日常診療で注意しなければならない留意点を,2色刷りでわかりやすく解説したハンディな鍼灸診療の危機管理マニュアルです.
●内容が一目でわかるように,各ページごとに安全対策・禁忌の項目を見出しとし,その解説内容を的確にまとめた小見出しを提示,さらに詳細な解説を記述しています.また,重要項目をキーワードとして明示しているで,すぐにポイントが把握できます.