産婦自殺・母子心中ゼロをめざす!メンタルヘルスサポートブック 第2弾
内容紹介
●こころの問題を持つ母親への支援をわかりやすく解説した大好評書「母親のメンタルヘルスサポートブック」に続編が誕生!
●妊産婦死亡原因第1位である産婦自殺と,赤ちゃんの命まで犠牲にしてしまう母子心中を防止するための取り組みを,10の症例とともに詳解します.
●日本の優れた親子保健システムに,みなさんの「すこしだけプラスアルファ」を加えることで,多くの命が救われます!
目次
第2章 地域親子保健での対応(1)「気づく」
第3章 地域親子保健での対応(2)「支える」
第4章 地域親子保健での対応(3)「つなぐ」
第5章 地域での取り組みの事例
第6章 事例検討
第7章 予防する 両親学級などでの啓発,利用できる社会制度・サービス
資料 診療報酬上のインセンティブについて
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
立花良之【たちばなよしゆき】
2001年 信州大学医学部医学科 卒業
2001〜2002年 信州大学医学部附属病院精神科神経科 研修医
2003〜2006年 長野赤十字病院精神科 医員
2006〜2010年 東北大学大学院医学系研究科博士課程
2010〜2012年 英国Manchester大学児童精神科・王立Manchester小児病院児童精神科博士研究員
2012〜2016年 国立成育医療研究センターこころの診療部乳幼児メンタルヘルス診療科医長
2016年より 国立成育医療研究センターこころの診療部乳幼児メンタルヘルス診療科診療部長
2021年より 信州大学医学部周産期のこころの医学講座 特任教授(併任)
現在に至る
専門分野:周産期・乳幼児精神保健
厚生労働省や日本医療研究開発機構の周産期・乳幼児精神保健についての研究事業で研究代表者を務めるなど,地域における妊娠期から子育て期の親子支援の実践・研究に携わっている.
厚生労働省の研究事業で長野県須坂市の親子保健関係者と協働して行った取り組み(本書で「須坂トライアル」として紹介)は,厚生労働省健やか親子21(第2次)第8回健康寿命を伸ばそう!アワード〈母子保健分野〉厚生労働大臣最優秀賞を受賞した(「『一人も取り残されない』妊娠期からの切れ目のない支援のための多職種連携地域母子保健システム『須坂モデル』の構築と均てん化」).
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立花良之 著