●看護診断を一から学びたい人にも役立つよう基本を押さえるとともに,看護支援システムの構築や監査についても,現場の視点から解説しました.事例展開は臨床現場や基礎教育でもすぐに役立ちます.
●本書の前身『事例展開でわかる看護診断をアセスメント』と同様に,その内容はNDC(看護診断研究会)の事例検討の成果を集結し,看護診断のアセスメント方法が,事例を通して理解できるように記載されています.
内容紹介
●中範囲理論を看護アセスメントに活かしたうえで,多様な背景をもつ患者の看護計画にNANDA-I看護診断,看護成果分類(NIC),看護介入分類(NOC)の適用をめざした解説書.
●超急性期事例,急性期事例,慢性期事例,終末期事例,NICUの事例,地域の事例を取り上げ,焦点化したアセスメント,全体像,そして看護計画を詳しく解説.
●このほか,看護記録の監査を取り上げ,基本的な監査の解説をしたうえで,NANDA-I看護診断,NIC,NOCを使用している看護計画の監査方法を具体的に解説している.