内容紹介
●地域保健活動の担当者には地域の特性に応じた保健事業の実施,施策化能力や活動評価の能力向上が求められています.
●本書は,地域保健活動に欠かせない,生活モデルに基づく的確なアセスメントの実践ガイドです.
●地域の健康課題を看護の視点で分析し,現場での応用例として4事例(高齢者;介護予防対策,認知症対策/母子保健;虐待/成人;メタボリックシンドローム対策)を上げて,コミュニティアセスメントの現状分析から対策を立て,事業評価までの流れを提示.
●とくに,地域アセスメントを学びたい保健師学生,保健計画を策定する行政保健師,地域包括支援センターの方に必携となるガイドブックです.
目次
1 地域看護活動の目的とアセスメントガイドの必要性(佐伯和子)
2 地域看護アセスメントの過程(佐伯和子)
3 データ収集と判断(佐伯和子)
4 アセスメントモデルと領域別のアセスメント項目と指標
II 実践編:地域看護アセスメントと評価の実際
1 母子保健活動(虐待)の実践例(上田 泉)
2 成人保健活動(生活習慣病予防)の実践例(和泉比佐子)
3 高齢者保健活動(介護予防)の実践例(河原田まり子)
4 高齢者保健活動(認知症高齢者の介護者支援)の実践例――都市近郊P町における「認知症高齢者の介護家族の会」の設立(工藤禎子)