内容紹介
●24時間ケア,ターミナルケア実現!ネットワークづくりのノウハウ満載! ●平成18年の診療報酬改定で「在宅療養診療所」が新設されました. ●在宅医療を実践している診療所の多くが在宅療養支援診療所となり,この要件を満たす診療所は在宅診療に関わる報酬が優遇されます.さらに連携先についても高い報酬を得ることが可能となります. ●訪問看護ステーションをはじめとする在宅ケア機関も,在宅療養支援診療所との連携が不可欠です. ●本書では,地域において在宅療養を支えるネットワーク(診療所・病院・訪問看護ステーション・ケアマネ・ホームヘルプなど)をどうつくり,どう連携すれば無理なく確実に対応できるか,事例を交えて具体的に提示します. ●在宅療養支援診療所として登録し活動している医師,在宅医療に取り組もうと考えている医師,訪問看護ステーションの看護師やケアマネジャーの方々に欠かせない在宅医療実践のための1冊です.
目次
II 在宅療養のネットワーク
III ターミナルケアと在宅での看取り
IV 在宅療養支援診療所医師と患者・家族との関係の作り方(小林雅子)
V 連携の実際
VI 在宅医療の今後の展望(斉木和夫)
資料
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
斉木和夫【さいきかずお】
大学卒業後,知的障害児者のための病院に介護職として1年半勤務し,その後医学部に入学
1987年内科,小児科医院を開業
1995年の横浜市都筑区医師会設立時より在宅部門を担当
現在,(社)横浜市都筑医療センター理事長,横浜市都筑区医師会副会長
松田栄子【まつだえいこ】
看護師,介護支援専門員
日本大学大学院商学研究科前期課程修了
1996年より横浜市都筑区医師会を母体とする都筑医療センター訪問看護ステーション管理者をはじめとして,1998年からヘルパーステーション,2000年から居宅介護支援事業所,2004年から福祉用具貸与事業の管理者を兼務し,在宅チームケアを進めてきた