内部機能障害への筋膜マニピュレーション 理論編
- 総頁数:360頁 / カラー
- 判型:A4判変
- 発行年月:2017年3月
- ISBN978-4-263-21746-7
- 注文コード:217460
内部機能障害への筋膜マニピュレーションという画期的な一冊!
内容紹介
●好評書「筋膜マニピュレーション」の「理論編」と「実践編」に続く第3弾.
●本書では,内部機能障害に対して治療できる症状が多岐にわたり,筋膜マニピュレーションを用いることで治療の幅が大きく広がることが示されている.
●内臓・脈管・腺の内部機能障害に影響を与えている筋骨格系の評価と治療,頭部・顔面の感覚器官治療,リンパ−免疫・皮膚−体温調節・脂肪−代謝・神経−心因性の障害に対する浅筋膜の治療までを解説.
【筋膜マニピュレーションとは】
●筋膜とは,骨格筋やその群を包む結合組織性の薄い膜のことで,全身をくまなく連結し,第2の骨格ともいわれる.
●外傷,廃用,循環不全による運動不足,長期間にわたる不良姿勢などは,コラーゲン束のねじれによって最終的には脱水が生じ,収縮して基質がゲル状になる原因となる.これは腱・筋・筋膜の短縮と機能障害を引き起こす.
●筋膜機能異常に対する筋膜マニピュレーションとは,摩擦法によって熱を生み出し,基質に正常な流動性を回復し(ゲル状態からゾル状態への移行),筋膜の順応性を活用することによって,コラーゲン線維間の癒着を除去することを目的とした徒手療法である.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
竹井 仁【たけいひとし】
1966年 愛媛県に生まれる
1987年 東京都立府中リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
同 年 東京都職員共済組合清瀬病院リハビリテーション科勤務
1993年 青山学院大学文学部第二部教育学科卒業
1995年 米国短期留学理学療法技術研修参加
1996年 東京都立医療技術短期大学理学療法学科講師
1997年 筑波大学大学院修士課程教育研究科カウンセリング専攻リハビリテーションコース(修士課程)
修了 リハビリテーション修士
1998年 東京都立保健科学大学理学療法学科講師
2002年 博士(医学)取得(東邦大学大学院医学研究科)
2003年 米国理学療法技術研修参加
2005年 首都大学東京 健康福祉学部理学療法学科准教授
首都大学東京大学院 人間健康科学研究科理学療法科学域准教授
2008年 Kaltenborn-Evjenth International OMT-DIPLOMA取得
2012年 首都大学東京 健康福祉学部理学療法学科教授
首都大学東京大学院 人間健康科学研究科理学療法科学域教授
2014年 (公社)日本理学療法士協会徒手理学療法部門代表幹事(〜現在)
2015年 日本徒手理学療法学会理事長(〜現在)
同 年 日本運動器理学療法学会副代表(〜現在)
同 年 イタリアにてFascial Manipulation Teacher for Level 1&2を取得